低予算映画の帝王にして、ハリウッドに数々の人材を送り出した、コーマン先生の代表作3作品です。
どれも明らかに金がかかっていませんが、適度なアクション・お色気が必ず含まれており、安心して楽しめます。また、アカデミー賞を受賞した俳優(シェリー・ウインタース、レイ・ミランド)ののびのびとした演技もみどころです。ちなみに「血まみれ〜」には無名時代のロバート・デ・ニーロが出てます。
漱石最初期のエッセイと小説の中間のような短篇7篇を収める。 英国留学中の漱石がロンドン塔を訪れ見学しているうちに、その血塗られた歴史に意識が飛んでいく「倫敦塔」、アーサー王の時代に題材を取り、騎士と敵国の姫の悲恋を描く「幻影の盾」、日露戦争で亡くなった友人に思いを馳せ、戦争を違った一面から見つめる「趣味の遺伝」など幻想的な文章ばかりがつまっています。読みやすさ、という意味では有名な作品のほうが上かもしれませんが、幻想性、ロマンチシズムという意味では、大変素晴らしい作品集です。あらゆる文体や題材を自在に書きこなす、漱石の怪物のような懐の深さを見せつけられる一冊です。
収められている曲の順番によるところもあるかと思うが、1曲目からのつかみも良く、また声楽がとても前に出ている録音にも感心させられた。何故にレビューが無いのか不思議でならない。テンシュテットならではの良い意味での荒っぽさと言うか、今一度と手が延びる一枚ではないでしょうか。
クラッシックが大好きという私と同じ方には、聴き入るほどではなくBGMとして流すには良い作品です。今、いろいろなクラッシックベストが出ていますが、その中で初心者にはこのアルバムはいい?と思いました。だから、友達からラフマニノフが聴きたいと言われ、突然ラフマニノフの世界へ入るのには…寝られても困ると思い、オムニバスCDを探しました。そこで、知っている曲がほとんどでラフマニノフもショートカットしていないこのCDをプレゼントし、自分も買いました。癒しのクラッシックとしてはお勧めできます。
ニュージーランドのクライスト・チャーチ出身の歌手ヘイリー。見目麗しく研ぎ澄まされた高音の声の持ち主です。 クラシカルミュージックやフォークを扱った作品ですが私はこの頃のヘイリーの持つ声に癒しと喜びを感じています。 ヘイリーも現在は一人の女性として立派に成長していますがこの頃の声は非常に繊細で高域の軽やかな伸びを非常に 感じる作品です。まだ20歳にもみたいないころの作品とはいえ私は当時学生で感銘を受けたのをよく覚えています。 非常に選曲もよく声も素晴らしい。このヘイリーの作品を通してクラシカルの分野に深く興味を持った私ですが、単に イージーリスニングに終わらない魅力を持った声ではないでしょうか。Crystalというタイトルがしっくりくる。 幼いころから舞台に立ったり、バスキングをしたりしていた私から見て一歳違いリトルスターだった少女が今や 世界の第一線で活躍されていると聞くとに感動を隠せません。この作品もその礎を築いた作品であるには違いな いでしょう。
リナルドの"私を泣かせてください"や"スカラボー・フェア"などを何度も聞いた覚えがあります。一時期ですが ヘイリーはCeltic Womanにも加入しておりそこからこれら楽曲を聴くこともできます。ぜひこの一枚を手に取ってみて 聴いてみると世界が開けるかもしれません。
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