ミュージシャンと牧師の2つの顔を持つ陣内大蔵が、牧師の息子としての普通でない生い立ちのエピソードを綴る。『月刊カドカワ』連載を単行本化。
陣内大蔵(じんのうちたいぞう)が、前に好きだった人や 今、夢中になれるアーティストが、いない人に 是非!買って聴いて下さい! このベストアルバムを聴くと『なぜ?陣内大蔵が、もっと世の中に出ないのかと!』思います。 まず声が、いい!歌が、うまい!曲が、いい! もっとテレビやラジオで、流して、ほしいです。 個人的に(11)(15)が、好きです。
MULTI MAXにハマり、何度もライブに足を運びました。
中でもハマってしまったのがWINDY ROAD。
サビの「もっと遠く遠くまで〜♪」になると紙飛行機を皆で飛ばしました。
今でもこの楽曲を聞くと、思わず紙飛行機を飛ばしたくなる衝動に駆られます
「じんのうち・たいぞう」という重々しい名前から、「魂の歌」みたいな声を想像していた自分。サスペンス・ドラマのエンディングで、実際の歌に会って驚きました。清涼感のある高音で、張りのある独特の響きをしています。
♪君の街にも 雪は降ってるかい? という陰りのある旋律がいたく気に入り、早速シングル「First Snow」を探しに出掛けたのでした。珍しい、既発曲からの起用。既にシングル集「1988-1992」もリリースされていたので、併せて購入。従って、大ヒットした「某刑事モノ」や「某教師モノ」の主題歌は、後になって知りました。快活な歌でも、詞にはある種の「世界観」があり、高い文学性が印象的です。
「空よ」、「心の扉」、「深呼吸」、「見つめるだけで」など、ブレイクしてからの曲も勿論素晴らしいのですが、僕が一番好きなのは、デビュー曲「いと小さき君の為に」です。彼の高音は、陰りのある曲を歌うと、特別な響きを持ちます。シングル集1曲目に収録された、この曲を聴いた時、衝撃が走りました。
♪嵐が過ぎて 久しくなった この街のあたりを見て ♪傷跡のことを尋ねても 今さら 誰も振り向かない ♪人混みに 潜んで 憂う君をみつける
孤独感を漂わせながら、現代を象徴的に表す詞が素晴らしいです。
「遠い街から」を聞きたくて買ったのですが、ハマッタのは「LOVE」でした。 CHAGE曲×青木せいこ詞、という組み合わせは、CHAGEソロ曲やC&A曲ともによく見かけます。 C&Aファンクラブ会報で行われていた作詞教室で見出されたという、作詞家の青木せいこさん。作詞家自身が持っている世界の豊かさもあると思いますが、音で世界を表現するCHAGEの曲を、そのままに(そのまま以上に)理解して言葉で現す感性の鋭さには脱帽・・・ マルチマックスそのものがコラボレーションの楽しさを感じされてくれるユニットでもあり、CHAGEさんたちがやりたかったのはこれだったのか、とファンには嬉しい活動、アルバムです。 またヒョッコリやらないかな、マルチマックス。(笑)
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