素晴らしい出来映えです。PVも凝っていて凄く良い感じです。これで震災復興の為に少しでも役に立てるならこちらも嬉しくなります。CDやDVDの音量が大き過ぎる気がするのと一曲だけしかないのが少し残念ですがそれを差し引いても余るぐらいの出来映えに感動です!
帯に「日本で一番長い時間、小田和正を取材してきた著者による14年分の記録」とあるように、小貫信昭氏は、「小田和正ヒストリーYes-No」、「たしかなこと」を上梓してきて、「たしかなこと」以後がこの本。
但し、この本は1998年(小田さんが交通事故を起こしたところから始まる)以降なので、一部は「たしかなこと」に重なる。
悪くはないのだけど、おそらく小田さんと小貫さんと信頼関係が出来上がって、前二作にあった緊張関係がなくなった分、おもしろくない。予定調和的というのか。
小さい頃からの小田さんの気性が知りたかったら、「小田和正ヒストリーYes-No」がいいし、濃密なインタビューを中心に構成した「たしかなこと」は読み応えがある。
今回版型が「たしかなこと」に比べて大きくなっているが、字は大きいし、ページ数は200ページにも満たず、紙の厚さで底上げしている感じで「たしかなこと」ほどのお得感はない。
まあ、でも前二作で小田さんの素顔はほぼ余すところなく伝えてくれているので、「その後」と言っても伝えるべきことはあまり多くなってしまっているという事情は斟酌しなければならないだろう。
最新アルバム「どーも」の一つ一つの楽曲に関するエピソードはこの本でなければ読めないので、小田さんファンはその部分を読むためだけにも買う価値はあると思う。
「情熱の薔薇」「evergreen」「何の変哲もないLove Song」「someday」など毎年bank bandが素晴らしい曲をカバーするのですが、今回はそれが少なかった。(06のbank bandは個人的に最強です)とても残念です。KANはいつもいい曲を作るなと思うんですが、あの衣装と演出は正直スベってると思う・・・。ファンの人ゴメン。その他にも05からずっと買っていて、例年に比べると何度も聴きたいという曲が極端に少ないので、今回は厳しく★三つ。
DVDを作る人がこれを見てくれれば嬉しいな。来年も絶対買うので期待を裏切らないでくれ!
小学校の卒業式で、一人一人がメッセージを語り卒業証書をもらう時にずっとバックに流し続けました。自分たちが最後の一年間を過ごした頃にどこかで聞いた曲が優しく流れ、みんなの気持ちも盛り上がったようです。おかげで素敵な卒業式になりました。
聞く度に涙が止まらなかった「愛の中で」も、ある意味安心して聴くことが出来る。1982年の呪縛から逃れることが出来る。明るく再構成されたoff course時代の楽曲たちは、「愛を止めないで」ほどの衝撃はないけれども、それぞれが素敵なのだ。
出来れば、本当に出来ればなのだけれども、「僕等の時代」が聴きたかった。この曲がリメイクされたら、もう涙が止まらなくなるかもしれない。
来年のコンサートのオープニング、今からもうわくわくしてたまらないのだ。気球なのか、舟なのか?それともジェットコースター?
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