これは私が新桃太郎伝説より前にプレイしていたゲームですが、考えてみるとこれは本当に物足りない作品ですね。
この作品は処理は軽くなっているんだけど、他にもいろいろと大事なところが前の作品よりも軽くなってしまっている。ストーリーも、システムも、ボリュームも…。仲間になるキャラクター達の数も減ってしまっているし…。もっと壮大なものにならなかったのでしょうか?
新桃太郎伝説という名作が4年前に出ていたのに、これは本当に残念な作品です。
新桃太郎伝説カムバーック!
全体Mapや、1から2へのタイムカプセル(井戸に入れておく物)の内容などは 記載されていて便利だが、Map中の宝箱や、トラップの位置が記載されていないので 非常に役にたつとは言えない。
PCエンジンの綺麗な画面が印象的な普通のRPGです。そのころデジカメなどという良い物はなく、パスワードをほとんどとらずに一気にクリアーした思い出があります。2週目に経験値が倍貰えるモードがありすごく楽に2周できます。
モモタロウの文字が死体に刻まれ、五芒星が刻まれる。こちらも今野氏お得意の猟奇と古代ユダヤ民族にまつわるストーリーかと思いきや、そこはSTシリーズ、ちゃんと切り分けています。
今回はSTの中でも青山氏がフィーチャーされていますので、彼のファンなら必読でしょう。もしSTシリーズが未読なら、本書は後で読んだ方が無難かも知れない。
普通の推理小説と思って読むと、普通の読解力がある人や注意力がある人なら早々に犯人の目星がついてしまうので、期待はずれに終わると思います。今野氏の小説はむしろ登場人物同士の心の触合いなどが魅力。本作でもSTを纏めるキャップと、現地での同じキャリアの次長との絡み、次長とノンキャリの菊川との絡み(や心情の変化)が読みどころ。
希望としては、セクハラに巻き込まれた女性記者の心情が翠のセリフだけでは無く本人の口から語られたら、もっと面白かったと感じる。
当時PCエンジンユーザーだった私にとって桃伝ターボ、桃活、そしてこの桃伝2はPCエンジン三種の神器的存在でしたね。とにかくハマリました。物語の内容としても誰もが知っている昔話と新たなキャラをうまく織り交ぜ桃伝の世界にのめり込める内容でした。最後の地獄王の部屋へ行くまでのラストダンジョンがやたらと長かったなぁ… あと、桃伝に限らずハドソンのRPGは何故にエンカウント率が極端に高いのでしょうか?
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