素晴しい魂のこもった本で、夢中で読みました。文末にお客様として名前を入れて下
さり恐縮しております。井野朋也様の思想のつややかさと反骨精神を稲門?のよしみ
としてお裾分けしていただけたらと共鳴感服しているところです。P.69「本当の接客
とは、その人の不安を取り除いてあげることではないか」、目からうろこが落ちた処
です。P.75「娯楽とは、芸術とは」の頃。「娯楽」を「文化」と言い換えても成り立
つと感じました。文中に文化という記述は一ヶ所もありませんが・・。とどのつま
り、井野さんも迫川さんも詩人故父上も「人間大好き人間」なので、どこかで「人間
とは何か」を考え、「昨日の自分と違った自分」を探しているので、商いも、好奇心
と人間性が連動して高められていっているのではないでしょうか?以上、心を豊かに
していただいてありがとうございました。
まゆゆも相葉さんも“アイドル”だけど、 “AKB48”とか“嵐”じゃなく、ちゃんと一人の渡辺麻友、相葉雅紀として写してある写真なので、蜷川さんの作品大好きです。
だから“まゆゆ”のポイントであるツインもないし、“スーパーアイドル相葉ちゃん”らしい無邪気な笑顔の写真もほぼないです。 だけどツインじゃなくても渡辺麻友は渡辺麻友だし(えけびでツインじゃないときもあるけど←)真面目な顔してても相葉雅紀は相葉雅紀だから、そこをあえて引き出さずに違う魅力を出してる、実花さんの作品に文句をいってる人は違うと思います。
正直しょうがなく買うとか言うなら買って欲しくない。 それぐらい大好きです。
出張が多いのでよく新幹線を使いますが、東海はチケットのチェックに回っていただけるので
「安心感」の面で全然違いますね。
確認したいことがあるときはもとより、他のお客様に対して言いにくいお願いも車掌さんを通して
言えるため安心感も大きいと思います。
(ほかの新幹線に乗車した際、ある乗客のマナーが悪かったのですが、客同士では注意がしにくく、
周囲が忍耐するしかありませんでした。)
でもまさか、チケットのチェックを省略化しないことが、笑顔研修から生まれたなんて、意外でした。
また、他と比べ、最近の東海の車掌さんたちはどこか毅然としてかっこいい印象があったのですが、
もしかしたら、著者の厳しくも温かい笑顔研修の影響かもしれませんね。
窓口の方もキビキビと親切で、とても感じがよくなったと思います。
自分たちの仕事の存在意義をしっかりと把握し、お客様の役に立とうと真剣に思ったとき、
人は本当のプライドを持つのでしょうね。そして、そういう企業や人が真剣に笑顔に取り組むからこそ、
お客様は居心地がよくなり、お財布が開くのだと本書を読んでわかりました。
笑顔は誰にでもできると思いがちがゆえに、「自然発生」にこだわってしまいますが、
自然に心からの笑顔になるためにも、そして、本当に笑顔が伝わるにも、
実は笑顔を「しくみ」化する必要があるのですね。
偶然や成り行きでは、業績や企業イメージが変わるほどのパワーにはならないのだということが、
ルミネやセシルマクビーの例でもはっきりと理解できました。
「しくみ」化と言っても、著者の場合、冷たい感じがしないのもいいです。
「しくみ」化の根底に、人に対するあったかい愛を感じます。
愛がない研修は、「仕事だから笑顔になりなさい」的な研修にしかならないし、
それだと研修を受ける側も営業スマイルの域から出られないのでは?
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