Nothing's Carved In Stoneによる待望のシングル。
3つの新曲と2つの既存曲(ライブver.)が収録されている。
今回は前アルバムのように,セッションから作り上げられた曲が少なく,全体的には練り込まれたストレートナンバーに仕上げられている。
NCISの特徴でもあった,複雑なソロやマイナーコードなどは今回は意識的に排除されていて,肌触りとして感じるのは「気持ち良いくらいの直球さ」。とはいえ,随所に各楽器の見せどころがあるのはさすがである。
M-1.は,疾走感が中毒性に変わる,NCISの新たなスタンダードナンバー。
M-2.は,サビの無い混沌とした曲調がクセになる1曲。
M-3.は,爽やかなギターフレーズと,自由自在に動き回るリズム隊が印象的な曲。
もちろん彼らはセッションを基本とする生粋のライブバンドゆえ,ライブ音源こそが真骨頂。そんな濃密なラスト2曲も新曲群と併せて楽しんで欲しい。
オールディーズの名曲が46曲も入ったこのアルバム。 ちょっとコミカルな"ワーワー・・"の高音部分も、ポーカーフェイスで歌っていたデル・シャノンの 「1.Runaway(悲しき街角)」、男女デュエット曲としても有名な「2.Hey Paula」、 ポンキッキーズのラインダンスでも馴染みのある「3.Rock Around The Clock」、ムード音楽の 定番「6.ONLY YOU」、中森明菜もカバーした「7.Hello Mary Lou」、フラワー・ムーブメント時 の名曲「8.花のサンフランシスコ」など時代背景が見れる曲もある。 今でもCMで流れる「9.Lion Sleep Tonight」(「ライオンは起きている」という曲も あった・・) や、多くの歌手にカバーされた「11.テネシー・ワルツ」、少しフレンチ・ポップの 様でオシャレな「13.SAVE THE LAST DANCE FOR ME」、分厚く艶のあるボーカルと穏やかで 優しいメロディが涙を誘う「14.SMOKE GET'S IN YOUR EYES」(クリスマスの寒い時期に 聴きたい名曲)、ちょっと古風なテクノみたいで可愛い「15.RED RIVER ROCK」、能天気な 雰囲気がこちらもキュートな「16.ロリポップ」、プラターズと同様にきれいな高音に感動する 「19.男が女を愛するとき」、ロックの土台にある、とにかくノリの良い「Johnny B. Goode」などなど。 2枚目は、オルガンの叙情的な前奏が印象的な「1.青い影」、ポール・マッカートニー作曲の儚く澄んだ メロディとボーカルの「2.悲しき天使」、今も色褪せない「3.VENUS」、Ben E Kingの「STAND BY ME」、 「Johnny ~」と同じくビートルズもカバーしている「9.Roll Over Beethoven」、とても都会的で洗練され、 それでいて甘い雰囲気の「12.Pretty Woman」、ベンチャーズからは王道のエレキ・サウンドから2曲 (ベンチャーズはこの他にも、渋くてカッコイイ曲が沢山ある)、B.J.Thomasの雨の日の名曲や、ポップスの女王 コニー・フランシスの曲なども入っている(ヒット曲が多すぎて選曲に困ったと思います)。 テレビなどのBGMでもよく耳にする曲ばかりなので、若い人も充分楽しめるオムニバスだと思います。
凄く懐かしい曲が沢山入っていました。少し若返ったような気がします。
マスターテープもひっくるめてアナログ時代の映像なので、画質はそれなり。
また、「Let's Go いいことあるさ」はライブバージョンのみの収録というのが残念なところ。
一方で「夏の決心」は浜辺版と花火版の両方を収録しています。
とにかく懐かしく、楽しく、それでいて、ポンキッキーズの先進性を感じた。
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