キャロル時代の曲、ソロになってからの曲をセルフカバーしたこのアルバム。
時を経て新たなる解釈で再び命を吹き込まれた名曲の数々・・渋みを増し、おしゃれに生まれ変わった作品達、でもオリジナルの雰囲気は決して壊すことなく上手く仕上げられている。
ジョニーの意気込みが感じられる1枚だ。セクシーなハイトーンボイスはいまだ健在!
聴けば聴くほど味が出るアルバムだ。ジョニーファンだけでなくいろんな世代に聴いて欲しい。ただ懐かしがるだけでは終わらない、伝説の第二章の扉を開けるアルバム・・それがヘイ・ママ・ロックンロールである。
この本に対して早速、永ちゃんファンからの大バッシング……
僕はCAROLが一番好きで、矢沢永吉もジョニー大倉も両方大好きです。
僕みたいな両立の立場は珍しいと思う。
ただ、客観的に見て、どっちもどっちだと思う。
確かにジョニー大倉がCAROL時代に少し幼かったとは思うけれど、ジョニーなりに苦しい家庭で生まれて、彼の在日コリアンという事が一番ジョニー大倉が悩み続けてきたと思う。
それがジョニー大倉の行動に出てしまったと思う。
永ちゃんも苦しい幼少期だったから本当にこの2人は出会うべくして出会ったと思う。
だから僕は素直に思う。
『もう一度、仲の良かった頃の2人に戻って欲しい』と。
それがCAROLファンであり、矢沢永吉ファンであり、ジョニー大倉ファンの僕の思いです。
金子正次、川島透の脚本でそして川島透が監督 金子正次の作品がDVD化は嬉しいです。 この作品の続編の「ハワイアンドリーム」もDVD化に期待出来るのかな?
ハンター・S・トンプソンとジョニー・デップが交わした約束が、十数年の時を経てフィルムに結実した。しかも16ミリという実にニクい方法で。 ダメ男たちの破天荒な生き様が、カリビアン・ブルーの空とラム酒のような夕景の中でサンバを踊る。 バカルディを道連れに、本作にどっぷり浸ろうじゃないか!
1960年。プエルトリコにやって来たジャーナリストのポール・ケンプ(J・デップ)。グラサンで隠した目は酒びたりで真っ赤っ赤。ケンプは雇われた新聞社のろくでなし仲間 ― ヤル気のないカメラマン、ボブ(マイケル・リスポリ)とヒットラー信者のジャンキー記者、モバーグ(ジョヴァンニ・リビシ)と意気投合?してハチャメチャやりたい放題のお騒がせな日々。 そんなケンプに近づく謎の実業家、サンダーソン(アーロン・エッカート)。金をちらつかせ、リゾート開発のために有利に働く記事を書けとにじり寄る。金はもちろん欲しいが、ケンプのハートをわしづかみにしたのは、サンダーソンの婚約者、シュノー(アンバー・ハード)だった。 カリブ海に美女と金と酒とオンボロ車・・・人生を狂わせるにはもってこいの役者が揃って、さあどうするデップ!?
原作はゴンゾー・ジャナリズムの旗手、ハンター・S・トンプソン。と言ってもさすがに『ラスベガスをやっつけろ』ほどクレイジーではないが(笑)、やっぱりハチャメチャぶりに爆笑してしまうのだ。まずケンプは、新聞社がホテル代まで払って呼び寄せた人材なのに、酒のボトルの飲みすぎがかさんで、ホテル禁止。社の同僚の部屋に居候するように命じられる。この同僚の無気力カメラマン、ボブの部屋がまたオンボロで、水道から水は出ないし、テレビもない。 「テレビはあるって言ったじゃないか!」とケンプが食って掛かると、「の、ようなもんだと言ったろ」と指差した先には向かいのお部屋のテレビ。ってことで二人並んで双眼鏡でテレビ鑑賞。 さらに居候の先客はアル中でジャンキーの “ 廃人目前記者 ” モバーグ。ラム酒の蒸留に使うフィルターを頂いてきて、それを嬉々として絞る。「こいつはアルコール度数470度だ」 ボブの唯一の趣味は、飼っているニワトリでの闘鶏。しかし、一流闘鶏師の鶏が登場すると、とっと退散してしまう割り切りぶり。 閉店まぎわの店に入ってボブが「ステーキ食いてえ」と言うと店員は「もう厨房は閉まりました」ボブは「いいから持って来い」とからんで警察を呼ばれ、パトカーとカーチェイスの挙句、例のラムの原酒で警官に向ってジョニーが人間火炎放射器!これはもう爆笑。やっぱりクレイジーでした。 で、法廷で「警察官に向って火を噴いたのは本当か」と問われると「火の前に警察官が現れたんです」・・・どういう言い訳か。部屋に戻ると、二日酔いで水を飲みたくても水道は故障。冷蔵庫には酒しかない。と、そんなジョニーの目の前に、水をなみなみと湛えた・・・金魚鉢が(笑)!いやその水は・・・飲まない方がいいと思うよ、ジョニー!!
『ラスベガスをやっつけろ』のように、恐竜みたいな奴らがのし歩いたりはしないが、ある意味、こちらの方がリアルにトンプソンの生き方を投影しているのかもしれない。ジョニーが演じるケンプの姿には、いちいちトンプソンのイメージが重なってしまうのだ。
この原作はトンプソンが若い頃に書いたが、出版されることもなく地下室に眠っていたものを、トンプソンの親友でもあったジョニー・デップが発見して、二人でワイワイ騒ぎながら読み返しているうちに「映画にしよう」という話になったという。 しかし'05年にトンプソンは拳銃自殺してしまう。本作は、トンプソンとの十数年越しの約束をかなえた、デップ入魂の映画なのだ。 「僕には、色々な局面で彼が言いそうなことがわかる。彼のことをよく知っていたから」 ケンプというキャラクターがトンプソン自身の分身だという事は、トンプソン本人も語っている。 そして、「'50年代の絵葉書のような映像を探していた」と語るブルース・ロビンソン監督は、16ミリで撮影する事を決める。フィルムが映画から消え去ろうとしているこの時代に、実に粋な挑戦じゃないか。
酒びたりでダメ人間のケンプは、やがて実業家サンダーソンの、弱者から搾取しようとする帝国主義的な考えに疑問を持ち、逆に告発の記事を書こうと決心する。折しも、ケンプが雇われた新聞社は赤字経営がたたって閉鎖。しかし、負け続き人生のケンプやボブたちは、最後の記事を印刷するための費用を捻出するために、起死回生の勝負に出るのだった・・・!
トンプソンの人生を描いたドキュメンタリー『GONZO ならずものジャーナリスト ハンター・S・トンプソンのすべて』と併せて観ると、面白さ倍増間違いなし。 ラスト、燃えるような夕焼けのカリブ海にヨットで漕ぎ出して行くジョニーは最高にカッコイイ。 酔いどれ男の人生の相棒は、やっぱりタイプライターとラム酒なのだ。
始めに、私は矢沢永吉の大ファンだが信者ではない。ジョニー大倉が本を出したと聞き「暴露本か?」と思って買って読んだら、そうでもなかった。ジョニー目線のキャロルがあった。何時の世もトップに立つ人間なんて者は、憎まれ恨まれが当たり前。もし今、二人の立場が逆だったら?勿論、周りの評価は一緒。「キャロル」となると矢沢、ジョニー両者、甲乙つけがたい。ウッちゃん、ユウも忘れるな!でもジョニーは何時までキャロルを引きずるつもりなのか?ファンとしては空しい気持ちにさせる。今更ジョニーも「元キャロル」なんて言わなくても「ジョニー大倉」個人名で俳優、ミュージシャンとしてのビッグ・ネームはあるのにネ。もう「キャロル」と言っても興味の無い今のコには通じません。矢沢永吉すら知らないコがいるんですから。もう、そんな時代なんです。ダラダラつまらない話をしました。本の評価ですね!評価は星5つとさせていただきます。矢沢永吉の「成りあがり」と併せて読むと良いでしょう。矢沢信者の方には怒られると思いますが、どっちも、どっちです。どちらも正しいし、どちらも間違ってるんです。次はウッちゃんとユウの話も聞きたいですね。「暴力青春・改訂版」なんてのも良いかも!!かなりドロドロした内容になるでしょうね。
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