ハンプトン楽団との欧州楽旅中に録音したものの中では、このパリ・セッションの3枚目が最良の1枚と考える。これに次ぐのが、プレスティジ盤の「メモリアル・アルバム」に収められているメトロノーム原盤のストックホルムセッションか。 本作の聴き所は、何と言っても、フランス人のサポートをバックに、ワン・ホーンで縦横無尽に吹きまくるブラウニーの充実ぶりにある。特に「春の如く」は、彼の全作品を通じての最高のバラード演奏である。だらしなくやに下がった「ウィズ・ストリングス」のバラード表現と比べて欲しい。 モノラルながら、つやのあるブラウンの音色を丁寧に再現している録音も秀逸である。 あらゆるモダン・ジャズ・ファンが持っていなければならない決定盤である。
今までセッションでは青本を使っていましたが
コード進行などが違っていたりして
コードを書き直したりしていましたが
この本では現場でよく演奏するKeyや
コード進行でほとんど書かれていました。
さらに、青本には掲載されていないが
セッションでよく演奏する曲
(feel like making loveやspainなんかも掲載されていました)も多く掲載されています
譜面もとても見やすく工夫されていて
ついに青本にかわる日本でのスタンダードブックが出たと感じました
正直、微妙な曲もいくつかある。
しかし、それ以上に大好きな曲がある。
do popだが、ひねくれている。
化けるかもしれない。
次のアルバムをすごく期待したい。
いやー、完璧っすよ!w
個人的に「ホウティンを超えてるなーすげー!」などと思いながら楽しめました。
中低音の艶かしさと高音の歯切れ良さのバランスが絶妙です。ボイス系アクセントもグー。
音源はDVD+CD「via」のDVD部分とほぼ同じかと。
全編にわたってクラウドの歓声やどうでもよいダベりも入ってて、臨場感が楽しい。
ヴァイヴの大御所ライオネル・ハンプトンのビッグバンドに所属していたブラウンは、欧州楽旅の際に、御大の厳しい監視の目をすり抜けて、同僚と共に欧州のスタジオでCD4枚分の録音を残した。その秘密録音の内の3枚がこのパリのセッションで、もう1枚がストックホルムでのものである。 この時のためにか、クィンシー・ジョーンズもよくアレンジをため込んでいたものである。 彼らの若き情熱の勝利と喜びとが、一つ一つの曲からあふれ出て、感動を誘う。
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