この高校教師が放送された10年前に最高視聴率33%と脅威な数字を出し社会現象にもなった連続ドラマが今、リメイク版として主演、藤木直人さん、上戸彩ちゃんが演じることになった高校教師。
残念なことに10年前の自分はまだ幼くドラマなどに興味がなかったので前作は見ることは出来ませんでした。 たまたま見つけたサイトでこの高校教師を3話まで見ることができそれで大ハマリ。DVDBOX購入まで至ったわけなのですが。
今回のテーマは「愛、依存、死」
始まりは藤木さん演じる女子高の教師、湖賀郁巳が脳腫瘍で終末期【医師が不治の病と診断してから、およそ6ヶ月以内に死亡するであろうと予測される状態の時期】と診断されてからその後の物語。
とあることから上戸彩ちゃん演じる高校生の町田雛と知り合い郁巳が最後の時を迎えるまでを一緒に過ごして行くわけなのですが、まだ幼い17歳、青春真っ只中の女の子が始めて好きになった人が余命6ヶ月あまりの教師… 考えただけで悲しすぎる…。 このドラマは見ているときはほとんど泣きっぱなしでした。
でも悲しいけれど、とてもいい作品です。 色々なドラマを見てきましたが過去をとっても1番のドラマになりました。ほんとにお勧めです。 皆さんも1度は見て欲しい! 「高校教師」の名前は知ってるけど見たことがない、前作は見てるけど今回のは見ていないという方も是非、自分に騙されたと思って見てみてください。
長年聴いてきて自分が森田童子を一枚に納めるとしたらと考えると選曲はまさに納得のものです。
しかしこのアルバムのポイントはそこではありません。新録音「ひとり遊び」が加えられたことにつきます。「海が死んでもいいョって鳴いている」というアルバム「ラストワルツ」に収録された曲ですが、20年以上たっても森田童子は森田童子であることを示してくれたしなぜ今いちどこの曲をわたしたちに送ってくれたのか、想いはめぐるのです。この森田童子のピリオドとなるかもしれないアルバムを森田童子からの別れのメッセージと考えるならたった一曲のために手にいれるべきアルバムです。
デビュー当時の曲で、今なお代表曲のひとつである「さよならぼくのともだち」が収録されていない謎にも森田童子の意志が働いているように思います。ジャケットがドラマ「高校教師」をテーマにしているのが唯一の不満です。
ロックやニューミュージックをタブ譜をみるだけで弾けてしまうという楽譜。一人では無理だったフレーズもすんなりOKです。 収録曲・裸の女神(BZ)愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない(BZ)揺れる思い(ZARD)JUST for you(ZARD)ILOVE YOU(尾崎豊)ロード、会いたい、未来予想図2、さぼてんの花、幸せになるために、その他名曲がずらりです。
思い起こせば、僕らはリビングで迫害され続けていた。
ブラウン管TVに、RF端子で繋いだ画面の向こうには、広大なアレフガルドの大地や、クリスタルがあったというのに…だ。
ピコピコという表現が、蔑称ではなく、褒め言葉に変わるポテンシャルを本作品は持っている。
昭和のフォークソングを大胆アレンジした本作品において、団塊世代はその懐かしさに、口ずさんでみてもいい。
YMCKのことを、YMCAだとか寒いボケをかましてみてもいい。
そして素直にこう言えばいい。
良い音楽だねと。
そしてファンファーレは鳴る!! ファミコン世代の完全勝利を祝って!
僕はこのドラマに相当の衝撃を受けたと言っていいだろう。それはこのドラマ に絡めてある、レイプ、同性愛、近親相姦、などのものにではなく(もちろん 最初見たときはそのようなシーンにも衝撃を受けたが) 何しろ、脚本、役者の演技、演出、音楽・・それらすべてのバランス取りが 完璧的だと感じだからである。そして、なかなか驚きなのが、このドラマには 絶対にあるだろうと思っていた(イメージ的に)どろどろした ラブシーンがないということ。最近のドラマでは無駄なほどのラブシーンなどが多いが、このドラマではそのような狙い気味なシーンがあまり見られない。 (いい意味で)だからイメージと違い、本当にきれいで透明感あふれるドラマだと見たあと感じた。そして役者の演技については、主演2人の演技は、 これも完璧的だと感じた。教師役の真田広之は細かい台詞回し、表情の演技に 圧巻である。そして生徒役の桜井幸子も役柄に完全にはまりこんでいる。 彼女がドラマの中で見せる、色々な表情には、本当に引き込まれてしまう。 はっきり言って、このドラマの主演はこの2人以外はありえないと思う。 パート2は作らなくても良かったと正直感じた。脇役の方々も名演だったと 思う。京本政樹のモテるが屈折しているキャラや、赤井英和の人情深いキャラ など非常にはまり役でいい演技をしている。ただ持田真樹は、はまり役では あると思うが演技がちょっと・・と正直感じた。だが脚本は説明する必要もないだろと思う。でもやはりレイプ、近親相姦などの絡め方などが非常に上手いし、ごり押しな展開も全くない。素晴らしいと思う。 また、演出も評価すべきだろう。 細かいシーン1つ1つにもいい演出を配っている。最終回の電車の中での演出など本当に良かったと思う。そして森田童子の音楽。これがなければ ここまで透明感のある作品にはならなかっただろう。1話のオープニング から流れてくる「ぼくたちの失敗」には衝撃を受けた。 彼女の歌が本当に物語と上手く調和していて、ドラマに音楽が 重要だとここまで感じたのはこのドラマが始めてである。 例えると、4話のベンチで2人で一緒に泣くシーンに流れる 「男のくせに泣いてくれた」、5話の2人のベッドシーンに流れる 「G線上にひとり」なども本当にマッチしすぎである。 僕はこのドラマを何回か見返しているが見るたびに色々な発見があって 面白い。不思議と何度見ても飽きないのである。 このようなドラマはもう2度とできないと思う。完璧な名作。
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