この女優さんの持ち味である上品な佇まいと淫らな本性が実に上手く引き出された良作と断言したい。実にいやらしい。
【夫に渋々ご奉仕】
泥酔帰宅したダメ夫に強要されて渋々お口奉仕する実質的なプロローグ。この後の妻の行動を設定するための演出だが、嫌々ながらも始まってしまえば淫猥に咥えてしまう妻である。
【仕事先の上司と不倫】
先ほどとは好対照に嬉々としてホテルに繰り出し、俗に「ベロチュー」と呼ばれる濃厚なキスでベッドインしているのがいやらしい。「部長、部長」と事ある毎に囁きながら抱きつく妻の素振りが古典的ながら背徳感を高める。お互いに求め合ういやらしさが出ている。
【年下の男と不倫】
タガを外した妻のエスカレートが良く出た、年下の男を自宅に連れ込んでの一幕。躊躇する男を挑発・誘惑する妻の妖艶さが半端無く、男の前で淫猥極まる自慰を見せつけてから交わりに持ち込むいやらしさ。男優の責めに多少の物足りなさはあるものの、それを補って余りある妻の痴態である。
【夫の同僚に迫られて】
オムニバスっぽい各エピソードをテロップの説明で繋ぐ、このレーベルで時折見られる構成で、改心した夫が仕事を始めたとあるのだが、またもや懲りずに泥酔帰宅した際に付き添ってきた同僚に迫られる展開。このエピソードに関してはツッコミたい箇所がいろいろとあるが、困惑と抵抗を軽く見せるものの同僚の手管に屈してしまい被虐的に昂ぶっていく妻のいやらしさが充分なので「ま、いっか」となる。ここでも見られる“ベロチュー”だが、上司の時とは異なり、半ば強引に奪われるのがいやらしさを増幅。夫を放置して寝室で同僚から高圧的に言葉嬲り含みの責めを喰らい、最後はメロメロの乱れ妻である。
粘着質で責め上手な男優を上司や同僚に起用したことが奏功し、濃密で淫蕩なカラミが堪能できる良さに繋がったと思う。
離島の寂れた診療所に赴任してきた美人女医に襲い掛かる島の男共……といった連想も可能だが本作はちょっと違った。語る内容の真偽は別にして(何しろ演じているのはAV女優だし)、離島医療の現状や問題点を提起しつつ真摯に勤める女医の奮闘記をルポルタージュ風に映像化するという珍しい趣向で、何だか深夜の民放ドキュメンタリー番組を観ているような不思議な作品である。なので、これがどのように「AV化」するのかに途中から興味が湧いた。結構真面目な映像で始まるため、これに島の風習としての“夜這い”を絡めて、ある日の夜に突然訪れた女医の艶姿に信憑性を持たせたのは悪くなかったと思う。照明の落ちた薄暗い診察室で蠢く男女の痴態に意外な信憑性を感じた。机に体を載せて大開脚で弄られたり、逆に慣れた手つきでムスコを弄りながらキスに耽ったりする淫猥さがなかなか良い。他には診察の一環(?)や講習会(?)と称して島の男達を集めてお口奉仕をしたり、結婚を控えた若者が内地に赴く不安を吐露しながら、これを慰めるように始まる情交といった演出もある。診察室でほぼ全裸になった女医が、机を支えにして後ろから責められるのが何ともいやらしい。フィクションとは知りながら、映像から伝わってくる妙なリアリティによって普段とは趣を異にするカラミがある。ただ、こうした「真面目なパロディ」と言えそうな作風により、最初に記したようなドラマ性がスポイルされてしまうのは否めず、裏を返せば、通り一辺倒な作品を数多く観た御仁向けの通好みな作品なのかもしれない。あと、有沢実紗さんの凛とした風情がやけに女医らしさを出しており、いつも以上に可愛く綺麗に見え、“隠れ代表作”としたいことを付記しておく。
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