ミシェル・ファイファーがとても良かった! そのセリフ回しに気分が盛り上がりました!
女性版オーソン・ウェルズみたいな感じなんですよ。 もう彼女のおかげで、この物語が何倍も面白かった。
魔女(ミシェル)の登場シーンにワクワクしたし、 シンドバッドの冒険も子供心をくすぐられました。
この映画で、貧乏くじを引いたのは王子だった。
ハンサムでお金持ち、優しいし人間も出来ているのに 女性から見たら、いい人って物足りないのかも〜?
やっぱり近くの人を好きになってしまうし、 恋人とは離れちゃダメって教訓を感じましたよ。
題名にもなっている「離婚」がテーマ。日本では考えられないが、アメリカでは「離婚太り」なるマダムが存在するらしい。その役をキャサリン・ゼタ・ジョーンズがゴージャスに好演しています。(「彼女には毅然として強い女性」が似合うなぁ、と思う。)
かたや「白い歯が命!」(笑)の敏腕離婚専門弁護士をジョージ・クルーニーが存在感ばっちり、でちょっとくだけた感じで演じています。
騙そうとしたり騙されまい、としたり、と、恋の攻防戦も見ていてとってもスリリングでした。
二人が並ぶととってもゴージャス(他の出演者が霞むほど)で、それだけでインパクトがありました。
ですが、あまり馴染みのないテーマなので共感がもてず、★3つ
時に人は自分のキズに対峙しなくてはならない。あの時言った歯の浮くような台詞や、目もあてられないような恥ずかしい行いを自虐的なまでに思い出してそこから何かを得ようとする。 何が得られるのかは判らない。何も得られないかもしれない。その『得ようとすること』そのものに満足しているのかもしれない。けれど自分の過去の行いにはすべからく『理由』があったのだと信じたい。
それを(もしくはこの映画を。もしくはこの映画に共感する男性を。もしくは女性を)支えているのは自己顕示欲と向上心と、自分を好きであるということ。
愛情のすき間を埋められるのはスリルではなく、心地よさ。であった。 前向きに生きよう。過去から得られると信じてるわずかなことに足を取られて、今後未来で体験する大きなものを躊躇して得られないことは自分にとって損害であると思う。 だったら忘れちまえ!といかずに苦笑い。 やはり何か理由が欲しい。足跡の記録と言ってもいい。それも真実。その部分だけをクローズアップして後ろ向きな生き方だと責めることは誰にも出来ない。
そして悟る、自分に足りなかったのは誠実さ、だと。自分と、相手と、その時の時間に対して。 それは今後自分をいたわることに繋がっていく。
*** 友人役のジャックブラックが最高!
映画の予告編で流れていた「ALL THAT JUZZ」がとっても迫力満点で本当にキャサリン・ゼタ・ジョーンズが歌っているのか!とびっくりしました。実際とっても気になって映画を見る前にサントラを手に入れて聴いて見たのですが、とってもゴージャスです。JUZZと俳優達の声がマッチしてます。聴きごたえありですね。おすすめ。
米国は世界最強の国であるが、麻薬により内部から滅びるのではないかと予感させる作品である。もちろん、麻薬対策本部長の娘が麻薬依存になるとは、いかにも作ったような話である。しかし、米国ではあらゆる階級に麻薬が浸透しており、充分にあり得ることなのだろう。
そのような、米国にとって最大の問題である麻薬をテーマにしつつも、映画としての娯楽性を重視しているのが本作の特徴であり、評価すべき点である。最後まで観客の興味を惹きつけるようにできている。役者の演技も上手く、3つの物語のシナリオも良く練られている。
ただ、麻薬戦争を扱っているので必然的なのだが、性描写と残酷な描写が何ヶ所もある。あの娘は16歳の設定なので児童ポルノになるのではないか?そういうわけで星5つはつけられない。
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