感謝祭の日、ニューヨークの街は老舗デパート、"コールズ"主催のパレードで賑わっていた。ところがメインのサンタクロース役が泥酔してしまい、困り果てたイベント責任者のドリーは偶然現れたサンタにそっくりな老人、クリス・クリングルをサンタクロース役に抜擢する。デパートでのコーナーも任されたクリスはたちまち子供達の人気者となり、親身になってプレゼントの相談に乗り、大人達からの信頼も得た。一方、クリスの評判から集まった"コールズ"の人気を妬んだライバル会社は、クリスの評判を落とそうと策略を練っていた。・・・ 1947年のリメイク版ですが、デパート業界のサービス精神や、ドリーとそのボーイフレンドで弁護士のブライアンのロマンスなど、様々なエピソードが上手く絡んでいて、観ていて本当に面白かったです。個人的には、この1994年版の方が面白いなと思いました。 この映画の最大の見所は、何といってもクリスを演じたリチャード・アッテンボローです!人々への優しく穏やかな接し方、プレゼントのことを何もかも知っていたり、子供達の夢を守ろうとする態度など、「本当のサンタクロースかも・・・」と思ってしまうほどの名演技です。姿が見えなくても、みんなの心の中にきっといるサンタクロース。子供達だけでなく、忙しい毎日の中で童心を忘れかけていた大人達にも、夢見る素晴らしさを教えてくれたクリスは、観客の私達にも最高のプレゼントを与えてくれました。
自分は小説を読むのがあまり早くはありませんが、二日間で上下読み切ってしまいました。 この小説の世界にはまってしまいました。 グリシャムさんの小説を読むのは初めてですが、すばらしい作品だと思います。 イタリアのすばらしい料理を、すばらしい表現で見せてくれて、主人公のリック・ドッカリーになった気分になります。 小説の動きはドッカリーの一週間を追ってくれます。 フットボールの試合や、仲間との付き合いやトラブル、食事に、恋まであります。 その進行方法が、とても読みやすいと感じます。 自分はフットボールの小説だという事で買ったのですが、今はイタリアとこの小説の魅力に漬けられています。 フットボールに興味が無い方も、他の部分で十分満足できる内容だと思います。
評価は五つ星ですが、TUTAYAにドラマのビデオがあるのであわせて見てもらいたいです。途中途中で出てくる恐らく山口先生の生の言葉が心にきます。112VS0で負けたシーンはちょっと泣けてしまいました。
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