PS3 ワンダと巨像 PV2 　ワンダと巨像モバイル

PS3 ワンダと巨像 PV2

ICO -霧の城-

読んでみて、この本は好き嫌いが分かれるな、と思いました。
ゲームが「元」になった小説ですが、ゲームとはまったく別の物語として読む方が楽しめます。
この「元」になったゲームはクリアしても多く謎が残っていました。その謎を、宮部さんの解釈で解かれています。ですがそれはあくまでも宮部さんの解釈でしかなく、ゲームのプレイヤーたちには彼らの自分だけの解釈が存在します。
この二つは言うまでも無くまったく別のものなので、ゲーム→小説の順で手にすると、自分の想像していた世界と違って受け入れられないという方もいらっしゃいます。
ですが、「同じ名前や似たような設定はあるが全く別の話」と割り切り、自分で作り上げた先入観を打ち消して読めば、とても面白い作品です。
本としては良かったですが「ＩＣＯ」の謎は、自分自身が解くものだと思うので星は三つ。

ワンダと巨像大地の咆哮

作曲者が大谷幸さんという事で、即買いしました。
過去にＴＶアニメ「灰羽連盟」という番組で初めて大谷さんを知り、ＢＧＭのあまりの出来の良すぎにＣＤはもちろんの事、ＤＶＤまで買う羽目に・・・
いえっ！褒めているんですっ！それだけ音楽にやられちゃったって事ですよ〜。

どんな作品にも言える事ですが、世界観を伝える手段として、ＢＧＭの果たす役割は大きいと思います。このＣＤは正にそれでしょう。
だって、まだゲームを持っていない私に、「巨像怖い！でも早く遊びたい！」って気にさせたのだから。
　
総曲数４２曲と、大ボリュームなのに飽きさせない曲作り、もうタマリマセン！聴き応えたっぷりです。
ゲームをやらない、そんなアナタにも聴かせたい１枚です。

FRAGILE~さよなら月の廃墟~ オリジナルサウンドトラックPLUS

ゲームの特典CDを聴いた瞬間、これはサントラを買うしかない、と思いました。
全曲を通して、ピアノのポロポロした音が、とてもゲームの雰囲気に合っていて哀愁を感じます。ストーリー内容やグラフィックを、更に盛り上げるメロディになっています。

ゲームを知っていれば尚更聴き応えが増すことは間違いないですが、もちろんこのソフトを全く知らない人に向けても、十分耐えられる音楽になっていると思います。かく言う自分も、実はゲームをプレイ中はあまりBGMを聴いていません。全く独立した、別個のものとして聴けるゲーム音楽というのは、中々すごいのではないかと思います。
普通に部屋で流していても、何かお洒落です。

私的には夏っぽい雰囲気の曲だと思うので、これからの季節に一枚、どうでしょうか

ICO~霧の中の旋律~

『ＩＣＯ』という史上最高クラス（いや、本当に）のゲーム中で使われている音や曲を集めたこの一枚。

『ＩＣＯ』ファンだけでなく、たくさんの人にお勧めしたい一枚なのですが、一つ注意点が。

僕は、何度も『ＩＣＯ』をクリアして、ＥＤで流れる澄み切った歌声の曲を聴くたびに、想うことがありました。

『この歌は、一体何を歌ったモノなんだろう。
大自然の美しさを讃えた詩なのかもしれないし、
人を愛することの素晴らしさを語った詩なのかもしれない。
二人の冒険を紡いだ詩なのかもしれないし、
何かを失うことの悲しみを嘆いているのかもしれない』
と。

だからこのＣＤを開いたとき、僕は『you were there』の歌詞が載っているのを見て、慌てて……目を逸らしました。

何を歌っているのか分からない、だからこそ自由に想像することが出来て、だからこそ僕の中で、この曲は特別だったように思えたからです。

それは、『ＩＣＯ』という世界そのものにも当てはまることなんじゃないかなぁと思います。

なので、僕と同じように、『you were there』は大好きだけれど、歌詞の意味を知りたくは無いという方は、お気をつけくださいね。
ちなみにそれとは別に、『you were there』の楽譜も載っているので、演奏に心得のあるかたはぜひどうぞ。

ゲーム中の画面を使用した、

『生贄の祭壇の広場を見下ろすイコ
窓から降り注ぐ光を見上げるヨルダ』

という感じのイメージカットなんかもあって、すごく気に入っています。
なんだか余り参考になりそうないレビューですが、ほぼ確実に一つ言えることは、買って後悔はしない。ということです。

本当に、このＣＤを聴いているだけで、目を開けてても閉じてても、
あの霧に包まれた城と、二人の冒険が浮かんできますよ…。

再会の街で [DVD]

チャーリーの心の傷が、彼自身の世界をも圧迫し‥狭くなってしまった視野の中、何か他の要因でその胸を満たそうとする。

(それが集めに集めたLP5500枚かな。)だが埋まらぬ虚無感。悲しみ。孤独。
まだまだ集めるとチャーリーは言う。

主人公がチャーリーの家でワンダと虚像にハマるシーン。
自分しか握っていなかったコントローラーを、主人公に任せた時。
感動しました。

主人公もまた己の人生に何か感じるものがあるようです。
彼との時間を大切にしていて、時にチャーリーを気遣う台詞が良い。

そこで感情をゆさぶらされ、キレてしまうチーャリーも上手い。

個人的には今作のアダムサンドラーは良いと思いますよ。

個人的に一番良かったのはビックダディ主演時だけど。