タイトルがタイトルだけに少し買いづらかったです。家族に「何買ってきたん?」と聞かれたときはちょっとためらいました。 内容は少しボリューム不足な気がしました。しかし一曲ごとの完成度は高いと思います。浮雲さんのラップやら、劇団ひとりの何処かで見たことがあるようなキャラクターでの演技などの要素は楽しめたので☆4つ。
政治的なバックボーンがあっての冤罪やスケープゴート的な作品は珍しくないが、これほど唐突に当事者がシリアスな事件にまきこまれる導入部は印象的。公明正大を装って闇から闇に青柳を葬ると同時に事件の幕引きを図ろうとする官憲の悪意がうすら寒い。冤罪を被せられた犯人青柳役は堺雅人。とにかく逃げまくる。誰が味方で誰が敵か、彼の張り詰めた気持ちが我々に乗り移る。だが彼は一人ではない。大学時代のサークル仲間、両親、その他諸々の縁が彼を支える力に変わる。力そのものはか細い。しかし、しぶとい。そして彼等と共有した思い出が青柳の命綱になっていく。そんな意味で堺雅人は人の良さを相手につけこまれつつも、今まで培ってきた信頼関係が自らを助けるというキャラクタにぴったり。作品では、青柳の元妻というべきか、かっての恋人というべきか春子の信じたものを信じ続けようとして青柳の逃亡を手助けするまっすぐな気持ちもせつない。同じ釜の飯を食うという言葉があるが、親と過ごした家庭や学生生活など、同じ場所で同じ空気を吸って生きた時間の生んだ信頼関係は人生のかけがえの無い宝物。この作品は我々が普段忘れがちなそんな宝物の輝きを再認識させてくれる。
この本は行き詰ったときに何度も読み直しています。
くよくよしてしまう自分が嫌で読んだのですが、ささいなことでイライラしたり、うじうじと延々悩んだり…そんなことをしても何も解決にならないということに気づきました。
テクニックとして書かれていますが、決して冷たい感じはしません。
著者は人々が日々平和に、幸せに生きてくれることを心から願っていることを本を読んでいて感じられました。
小さなことでもすごく重く感じて、くじけがちになっていたのが、少しずつではありますが、「忍耐」ということを覚えて毎日楽しんでいられるようになりました。この本のおかげです。
ありがとう。
彼らの『joint』は、他の歌手とのデュエットのみならず、「CHEMISTRY + 楽器の奏者」「CHEMISTRY + 作詞者」「CHEMISTRY + 大物プロデューサー」というように、さまざまな形でのjointが含まれています。「集大成」と書かれていましたが、新曲がかなり多く入っていますね。
全体を通して感じたのは、彼らは単に話題性だけで他者とjointすることはなく、「他の大きな力を足すことにより、CHEMISTRYだけでは出せない相乗効果」をきちんと考えてjointを企画しているのだということです。
その代表例が1曲目『SUPERSTAR』ですね。このハードな感じは布袋氏のギターが加わったからこその効果。面白いですね。
また、私がこの中で最も好きなのは、日テレ「ズームインスーパー」のお天気コーナーで流れている『ALIVE』です。番組で聴いた時から、CD発売を楽しみにしていました。
CHEMISTRYの歌声だけでもさわやかで朝にぴったりですが、そこにジェイク・シマブクロ氏と宮本笑里さんの演奏が加わり、さらに清々しさが増し、朝の憂鬱さが軽減します。またこの曲は出だしから(川畑氏だと思うのですが…)その歌声に惹きつけられ、「涙が出るほどうまいよね」と思わされます。
また、堂珍氏、川畑氏がそれぞれ単独で、別のアーティストとjointした曲も2曲ずつ入っていて、こちらも要注目。
川畑氏の方は『Instinct』のカジュアルな感じと、『Party Nite』でアレンジが効いた感じがより出ているのに対し、堂珍氏は『RAINBOW』『アンドロメダ』と共に、癒される感じ。川畑氏が「動」で堂珍氏が「静」という印象になっています。
それぞれの単独の曲を聴き、この二人、似ているようでいてある部分で全く正反対のものを持っているからこそ、二人合わせて相乗効果で素晴らしい曲が生まれているのだなと気がつきました。
ケーブルテレビにて初めて、ミドリカワ書房の歌、恍惚の人を聴いた(見た)ときは涙を流すつもりもないのに、流れてきました。こりゃあCDを買うしかないと一目惚れです
詞のセンス、歌などは他の方が書いている通り、このセンスは他には見られませんね。
劇団ひとりのショートドラマも楽しませて貰えます。とくに、トラック14の「〜俺だよ、俺」は劇団ひとり本当にやっているのではないかと思いました。どんな内容は実際に聴いてみてください
最近の大半の日本人のPVは本当につまらない、
歌手本人がまるで自慰のようにただただ歌っている姿、格好ばかり踊っている、そんなPVが多い。
しかしミドリカワ書房のPVはおもしろい。よく見るとCDの裏側にはTHEMOVIEの文字、CD買ったらもれなく映画がついて来るんですよ。
映画を作ってる感覚ですから、自分の歌をCMに見立てたり、DVDの大半自分が主役もしくは脇役だったりと迷っている方はDVD同梱を買った方がいいですね。
ちなみにDVDに劇団ひとりは出てきませんよ。
ここまで書いてきましたが、誰にも聴いてほしくない、知られて欲しくない、それぐらい好きになれるアルバムになっています、
聴いて損なし、見て楽しいです
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