90年代にいっぱい居た優れたロックバンドの一つ.
スピンドクターズと同様、ジャムバンド的なライブ感が強く押し出されていますが、
スタジオアルバムの為か、非常に時間と金をかけたユニークな作りになっています.
楽曲も非常に個性的なアレンジと構成を持つ一方で、楽曲個々の出来はテクニックに流されていない。おそらくもっと売る方向で作れば、それこそパールジャムくらい売れたに違いない.
という訳で、ブラッククロウズのようにデッド的な方向でもなく、パールジャムのようにスタジアムバンド的でもない、サウンドガーデンのように暗黒オルタナでもない。どっちつかずのようでいて、しかし独特のポジションを確立したと言い切っていいくらい堂々たる完成度です。
やっぱりこれを作って死んだなんて納得できない。
待ちに待った新生BLIND MELON!!新ヴォーカルのトラヴィス・ウォーレンの声は最高です。シャノン・フーンの時代も最高でしたが、このアルバムが個人的に1番好きかもしれません。すばらしいアルバムです。残念ながらトラヴィス・ウォーレンは脱退してしまいましたが、今度はUNIFIED THEORYのヴォーカルでクリス・シンが加入して2009年の来日が待ち遠しかったのですがメンバーの都合上キャンセルになってしまい残念です。ユニファイドセオリーも最高にカッコイイバンドです。(BLINDMELONのギターとベースがいるバンドです。)良いアルバムです。間違いなくオススメですよ!!
このバンドが早くに活動を停止せざるを得なくなったのは本当に惜しい。
レッチリのカリフォルニケイション以降のサウンドをもっと前から形作っていた。
ファンキーでタイトなリズム、浮遊感あるギターとボーカル、バンドの根底にはノスタルジックな土臭さ。
カテゴライズが無意味であるという事を感じさせてくれるバンド。
通算2枚目にして実質的最後のオリジナルアルバムとなってしまった伝説の最高傑作。ガンズのアクセル・ローズの絶賛等により鳴物入りでデビューした彼らであったが当初は荒削りな面も目立った。しかしこのアルバムではそのような面は払拭され一体的なバンドアンサンブルが完成された。1・に代表されるような南部的なサウンドに唸らされる。また15soupはアルバムタイトルソングにもかかわらずなぜか日本版ボーナストラックのみ収録曲であるがシャノン・フ―ンの内省的で哀愁のある歌声には心震える。しかしシャノン・フ―ンはアルバム製作後に急死してしまう。孤高の天才の新作がもう聴けないのが残念でならない。セールス的には成功を収めたとは言えない彼らだが、HR/HMという括りでは計り知れない才能。派手ではないが、シャノン・フ―ンの秀逸したメロディーセンスと歌唱力は必聴である。
ライヴ映像がたまらなく良い!!! (他にもミュージックビデオやオフショットもアリ。これもいいです。) エンディングで泣きそうになりました。 blindmelonというバンドの持つ不思議な世界にどうぞ引き込まれてください。
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