名曲は何十年、何百年たっても人の心を揺さぶるといいますが、その言葉はこのような曲のためにあると言えます。
最初のイントロの掛け声からは浪曲か演歌のような(古臭い)土着的な感じがします。 しかし良く聞くとこの曲の基本的なモチーフは美輪の得意なシャンソンです。 シャンソンと日本固有の太鼓のリズム、明と暗を巧みに組み合わせて、語り、訴えかけるこの曲は日本古来のものとシャンソンのモチーフが巧みに組み合わされ、見事な仕上がりになっています。
家庭の為に身を骨にして働く母の姿に感動し、いじめや困難、貧乏にもめげず、思いを成し遂げる息子と母に対する思い出を語った曲ですが、50年近くも前の曲が魂に訴えるような感動を起こすのは、少しも不思議ではありません。
民放で放送禁止になったために長い間埋もれていましたが、曲の持'つ魔力にも似た「叫び」は世代の違う私にもメッセージとして伝わってきます。 この曲は苦労しながら働く労働者の為に作った曲と言われていますが、中身は誰でも素直に感動できる暖かいものです。 音楽で感動したい人に世代を問わず推薦します。 また古い曲だからとか、美輪明宏が歌っているとか・・・そんな先入観のある人ほどこの曲を聞いて頂きたい。
この曲の中身はまさに衝撃です。
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以前、桑田佳祐がテレビで歌っていた、この曲「ヨイトマケの唄」を。 初めて聴くその曲に、テレビの前で釘付けになり打ちのめされたことを鮮烈に想いだす・・・。
この曲が聴きたくて、このCDを買った。 涙が出た・・・。 その後、美輪さんがテレビで歌うのを見た。 この曲を歌う時だけは、髪型も服装も変えていた。
決して日常的に聴くわけではないけれど、いつまでも私の心に残る歌。
・・・どんなきれいな 唄よりも どんなきれいな 声よりも 僕をはげまし 慰めた 母ちゃんの唄こそ 世界一 母ちゃんの唄こそ 世界一・・・
2012年、NHK紅白歌合戦に美輪さんが出場しフルコーラスで歌われるという。 素晴らしいことだ。
新しいCDに収録されている曲は、明るい歌はあまりありません。 収録されている日本の歌のテーマは、リストラ、DV,幼児虐待、戦争、高齢女性の孤独など、世相を歌った歌が中心です。 しかしラストの曲のヨイトマケの唄を聴くと、それでも頑張って生きていこう!という元気が沸いてきます。 海外の歌は、ナチスの魔手を逃れてパリに亡命したクルト・ワイルなど、 第二次世界大戦前頃の曲が含まれています。 ちなみに、私のイチオシの歌は、2曲目のユーカリ。 戦争の中、どこかに理想郷を求める人々の心や、どことなく殺伐とした慌しい1920~30年代のワイマールやパリの雰囲気を感じることができます。 暗い歌が中心ですが、心を潤してくれる聴きごたえのある曲ばかりです。 「澄んだきれいな声」だけでない、低音の魅力から、カウンターテナーの伸びやかな声まで、充分に堪能できます。
前アルバムが私には少し物足りない感じがしていて、このアルバムもベスト盤とはいえあまり期待していませんでした。でも聴いてみてものすごく気に入りました。やはり桑田佳祐ワールド、スケールが違います。とにかくいいです!
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