萩野さんの声やっぱりすてきですね。 物語はいよいよ佳境に入ってきてます。 勇者と認められた勇午の今後の交渉が楽しみです。 はやく三巻が見たいです。
不利な状況を逆転する、という爽快感。 自らを命の危険に晒して果敢に問題に立ち向かう男の姿。 この二つを見せられて、感動しない人間などいるものだろうか?私の読んだ漫画の中で最高傑作といえば間違いなくこのシリーズだと思う、勇午。その記念すべき第一巻がこれだ。 今回の舞台はパキスタン。出張先でダコイットと呼ばれる反政府ゲリラに拉致された邦人サラリーマンの身代金引渡しと人質解放の交渉が勇午の仕事だ。 危険なのはダコイットだけではなく、ダコイットの軍資金が増えることを嫌う現地治安部隊も敵になる。それを知りつつ、サラリーマンの娘の(おそらくは微々たる物であろう)貯金だけを報酬に危険に立ち向かう勇午。 ライトな読み物としての漫画を探している方にはつまりお勧めできないが、ドキュメンタリータッチのシリアスなストーリーを探しているなら、ぜひ手にとって見てもらいたい! このエピソードが終わるまでの3冊、息もつかずに読みきることだろう。
『交渉人』とは、なんとも曖昧なシゴトの名前だ。 はじめて、この名を知ったのは、知る人ぞ知る傑作マンガ『マスターキートン』で主人公が、保険の調査員のかたわら交渉人もやっていたからだ。実際、世界的保険機関のロイズなど保険を扱う業界には、たくさんいるみたいだ。富豪の誘拐が多いイタリアでは、誘拐の身代金が保険の対象になっていて、少しでも身代金を安く人質を安全に戻せるようにプロ交渉人を雇うのが、通例らしい。。。 この作品は、なんとなく奥が深いゴルゴ13のようなイメージを感じさせる。その時々の世界の激動が舞台で、さまざまな利害を調停していくプロフェッショナルな男の生き様は、まじでかっこいい。
交渉人真下正義が公開されましたがいまいちこちらのネゴシエーターへの注目はあがっていませんね。 漫画に比べていまいちテンポが悪いのと値段の高さが気になりますが内容は言葉の格闘技といった趣で見ごたえがあります。 マスターキートンが好きな人には直感的にお勧めします。
講談社アフタヌーン誌にて長期好評連載中の「勇午」がついにアニメ化されました。別府勇午は世界で最も成功率の高いプロの交渉人(ネゴシエーター)です。今回は彼の数あるエピソードの中から厳選したパキスタン編が収録されています。言葉が重要になるこの作品は、一言一言が聞き逃せません。
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