●設定
バビル2世、その名は101、両方の設定を引き継いだ続編です。
時間軸としてはロプロスが破壊されている事から
「バビル2世 宇宙ビールス編」→「その名は101」→「バビル2世 北極決戦編」→「バビル2世 ザ・リターナー」
という感じになっていると思われます。
●内容
第1巻はその名は101の時に作られていたクローン超能力者や、アメリカ軍との戦い、ロプロスの復活などがメインなので
みんなの大好きなヨミ様の登場は第2巻以降になります。
巻末にはバビル2世の原作やアニメ版の歴史解説、オリジナルとザ・リターナーのデザイン比較等も収録されています。
●感想
ヨミ様との北極対決の40年後ですが、バビル2世やたら強くなっていますねw
腕を吹っ飛ばされても瞬時に再生するわ、頭を吹き飛ばされても生きてるわ、クローン超能力は一切効かないわ(+吸収してる?)
まるで某作品に出てくるビッグファイア様のような強さ。
その名は101では大量に血液が失われると超能力も弱くなっていましたが、そこら辺も強化されたようですw
ただ、アメリカ軍も同じ能力を持つ101部隊を研究しているためやられっぱなしでは終わりません。
再生速度や超能力を自軍兵士と比較し、超能力の同時使用の限界を見つけるなどかなり見ごたえがあります。
旧キャラでは伊賀野も官房長官として登場しバビル2世に協力したいと思いながらも
同盟国としてアメリカに協力することを強制されそうになっていました。
バビル2世については、元々こんな感じのキャラだったので違和感はありませんw
続編としては良い滑り出しだと思いますが、この作品が本当に面白くなっていくかどうかは、やはりヨミ様に掛かっているでしょうね。
第1巻ではまだ過去の対決に付いて少し触れられただけですが、巻末の特別解説では登場することが示唆されていました。
あのカリスマ溢れる悪人なんだけれども、どこか人間味のあるヨミ様がどのようになっているのか。
北極でバビル2世との会話を経て世界征服の野望を捨てたはずなのにどうして復活しているのか
アメリカ軍とバビル2世との戦いにどう関わっていくのか等。
第2巻からがこの作品の肝になるのだと思います。
『バビル2世』というタイトルを聞いただけで、想像が広がってきます。 横山氏は、数々の傑作を描いていますが『バビル2世』は、一種のカルト的人気を得たSF作品です。 ハードボイルド・タッチで、ヨミという強大な敵との死闘が綴られてゆきます。 遺伝子の中に後継者が埋め込まれ、5000年間待ち続けられていた人物がバビル2世です。 彼を助ける3つのしもべ。 第1巻は、まだバビル2世の能力は開発途上ですが、3つのしもべを従えたバビル2世は、何と言いますか、最高にクールです。 少しづつ姿を現すバビル2世のパワーとしもべの姿に酔い始めるような気分です。
自分は30代前半♂です。赤盤も良かったけど今回も個人的には最高です。 前回と違い青盤はエンディング曲が多く逆にすごく懐かしいです。オープニングは覚えててもエンディングは…って事があっても聞くと歌えたりして嬉しくなったり懐かしい気分になったりします。 それから『宇宙船サジタリウス』『ダーティペア』『じゃりん子チエ』(他にもあるけど)なんかは大人になって今までほとんど聞く機会も無かったのでホントに懐かしかったです。 自分は今回も良い歌多いんじゃないかと思います。
個人的には次回あれば『摩訶不思議アドベンチャー』『逆転イッパツマン』『がんばれドカベン』(ちょっと上の世代か?)なんかを入れてほしいです。
愛とか友情とか家族の絆とか、そういったものをほぼ切り捨てて、 主人公のバビル2世がひたすら戦い続ける物語ですw SFや戦闘ものが好きに人にはとても面白い物語だと思いますが、 そうでない人にはつまらないかもしれません。 いずれにせよ、日本の漫画史上に残る傑作であるのは間違いない と思います。
しかしいくら現代風にアレンジしても…設定がブッ飛び過ぎていて…どうにもこうにも…。 横山光輝オリジナルの方がしっくり来るなあ。 キャラクターやその他下僕達は変わらずとも、世界観が一変しているようで、名義だけのような気がしますね。
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