前作Gossip in the Grainあたりで顕著にアメリカのルーツ・ミュージックへの傾倒が表れ、シンガー/ソングライターとしてギターをかきならすデビュー作Troubleでの印象は後退しました。 今回、バンド名義も加わることで、シンガー/ソングライターとしていい曲を書きながらも、アメリカ南部のルーツ・ミュージックを志向したバンドの演奏にしっかり支えられるようになった、と思います。彼には地味で古風なところがあるからこそ、30歳を過ぎてからのデビューとなったわけですが、ほかのレヴュワーさんもおっしゃっているように、ボブ・ディラン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェルあたりの音楽を本当に尊敬しているのでしょう。
Ray LaMontagneの4作目となる新作。
本作はデビュー当初からプロデュースしてきたEthan Jonesではなく、初セルフプロデュース、且つバンド名義でのリリースとなっている。
個人的にはRay LaMontagneとEthan Jonesとの相性は頗る良かったように感じたので今回の試みはやや心配だったけど、いやぁ、良い!
出だしのベースライン、ギターリフが特徴的なファンクナンバーにはびっくりだけど、以降は今まで同様、美しく崇高なアメリカンフォークミュージックだ。
よりパーソナルに、少し地味になった部分もあるが、そこはやはり本人のやりたかったことを忠実に表現した結果なのでしょう。
シルキーーなジャズナンバーや、ブルースなんかもあるが、ペダルスティールが美しく響くマウンテンミュージック、フォークソングが特に素晴らしい。
Eric HeywoodとGreg Leiszという現在のアメリカーナシーンになくてはならないギターリストによって奏でられるペダルスティールがソウルフルで素朴なRayの歌声を支えるタイトルトラックなんかは本当に綺麗で大らかなフォークソングだ。
バリトンギターが幻想的な、しっとりとしたカントリーソング「New York City's Killing Me」も感動的だし、バンジョが印象的な「Old Before Your Time」や、SSW然とした「Like Rock & Roll And Radio」も素敵だ。
この人って本当に音楽が好きなんだなぁと思える新作。
きっとNeil Youngとか、Joni Michel、またはJames Taylorだったり、良き時代のアメリカンミュージックも含め、純粋に愛してるんだろうなぁ・・・。
前作Gossip in the Grainあたりで顕著にアメリカのルーツ・ミュージックへの傾倒が表れ、シンガー/ソングライターとしてギターをかきならすデビュー作Troubleでの印象は後退しました。
今回、バンド名義も加わることで、シンガー/ソングライターとしていい曲を書きながらも、アメリカ南部のルーツ・ミュージックを志向したバンドの演奏にしっかり支えられるようになった、と思います。彼には地味で古風なところがあるからこそ、30歳を過ぎてからのデビューとなったわけですが、ほかのレヴュワーさんもおっしゃっているように、ボブ・ディラン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェルあたりの音楽を本当に尊敬しているのでしょう。
The Bridgestone Arena Nashville, TN. "For the Summer" - from the new record 'God Willin' and the Creek Dont Rise' Lucky enough to get some free tickets, in a suite no less, but still askin a lot of the digital zoom. Once back to the optical, things get a lot better. Sound quality is decent considering havin a ceiling over my head and a group in the box that it wouldnt have mattered if God was given a speech, they wouldnt have paid attention or shut the f- up,,,, all nite. Get by all of that and this video is top shelf.. Incredible song from an incredible new record,,,if you dont have it,,,get it, now. www.raylamontagne.com the band Ray Lamontagne- vocals, acoustic guitar, harp Jay Bellerose- drums Jennifer Condos- bass Eric Heywood- electric guitar, pedal steel Greg Leisz- pedal steel, acoustic guitar