ロックオペラなんて聞くと、どうしてもクイーンを思い出し聞き比べてしまう。でも、やっぱりWHOはWHOで、計算されつくしたクイーンみたいなのと違って、はじけちゃってます。みんな歌詞にとらわれすぎて、このアルバムを楽しめてないだけじゃないのかい!ものほんのロッカーとクラシックとくらべてどうすんだ!聞きゃ分かるってピートも、天国のキースムーンも言うに違いない!最高のワンフレーズをたのしもうぜ!
ベスト・アルバムというものがこの世にはたくさん存在していますが、この『WHO'S BETTER, WHO'S BEST』はかなり曲が吟味されている印象があります。 THE WHOのベスト・アルバムは他にも存在しているのですが選曲と曲順の妙はこのアルバムが一番だと思います。ベスト・アルバムというと曲順が年代順になっているが多いと思うのですが、このアルバムは違います。 その配曲の妙を楽しんで聴くのも一興かもしれませんよ。
一言でいえば「元気がでるCD」。Tommyよりもパワフルだし、音がものすごく力強い。おまけのトラックもいい。英文だが曲ごとの解説も詳しく参考になる。
いまでこそアルバム全ての曲をコンセプト(概念。観念。)で固めていることって
結構ありますけど
このアルバムがリリースされた当時の1967には、まだまだそのようなアルバムは少なくて
(ビートルズの“サージェント…”くらいでしょうかね?)
The WHOの先見性がこんなところにも認められるんですよね。(^-^)
自分たちのやりたいことを時代の中で切り開いていくことって
どんな世界でも大変なエネルギーというか冒険というか
大概の人は躊躇しちゃうと思いますけど
彼らはそれを具現化してきたからこそ
今があるんでしょうねぇ〜
偉大なバンドを感じ取るにも最高のアルバムです。
文句なし! こっちを買いましょう。 なぜなら輸入盤より1曲多いからね。 でも、完全に全部のBBC音源が入ってる訳じゃないんだよね~ しかも、「Pete」は意外にBBCのインタヴューにはまじめに答えてるのに全部カット!! これはいただけません。 だから「☆☆☆☆」1個減らしておきました。
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