グロリア・エステファンの本拠地、マイアミでのライブ。凄い人数の観衆にビックリ。のりのりのマイアミ・サウンドが満喫できる。1枚のDVDでも両面記録で、2時間、30曲を超える内容。殆んどのヒット曲が含まれ、コスト・パフォーマンス最高。でも、グロリアの歌唱を落ち着いて聴きたい向きには別のDVDもある。
80年代の洋楽を手っ取り早く集めるために購入。
曲数も多く、代表的な曲が入っていて満足しています。
メリル・ストリープのシングルマザーがニューヨークはハーレムの小学校でヴァイオリンを教えるが、市の予算カットで存続の危機に・・ という筋書きにはそんなに意外性はない(なので星は四つ)。大体成り行きは読めるけれど退屈ではない。子どもたちとのやりとりの緊張感、胸を打ついくつものエピソード、ラストのコンサートシーンの張り詰めた美しさ。この映画を見てよかったと思える作品だと思う。
また、ストリープ演じるヒロインは夫に出ていかれてメソメソしているような女性だが、小学校で「正式の資格がない」「経験もない」と就職を断られたあたりからだんだんしっかりしていく。付き合っていた男性に「クビ」を言い渡すところからはもう他人に頼る気もなく自立した女性になっていく、という、ヒロイン自身の成長も描かれているところがいい。
ラスト、カーネギーでのコンサートに向かう途中、母親に「これもダンナのおかげね」と言われて、「?どうして」と答える場面があるが、言ってみれば、ダンナが出て行ってくれたおかげで自立し、自分で自分の人生を設計し、自己実現することができた、ということ。
ヒロインは厳しい先生なのだと思うが、きちんと子どもに向かいあい、教えるということ、そして前向きに生きる姿勢そのものも、何よりも大切な子どもたちへの贈り物なのだと思う。
今まで出たクリスマスオムニバスは、時代を超えた名曲という主旨からか、60年代〜現代までと幅広い音源を取り上げて、いい曲がつまっている反面、まとまりがない印象もありました。今回は80年代以降に絞っているので違和感なく聞けると思います。POPアーティストがクリスマスソングで大ヒットする先駆けとなったワム! の ラスト・クリスマス 、90年代前半を代表する「マライア・キャリー / 恋人たちのクリスマス」です。90年代後半にはバックストリートボーイズやイン・シンク、ウエストライフといった男性ボーカルグループが、そして2000年にはブリトニー・スピアーズ やジェシカ・シンプソンなど女性シンガー、またRケリーやジョーといったアーティストと幅広いアーティストがクリスマスソングを出しています。また、ルーザー・ヴァンドロス、ピーポ・ブライソンといった実力派ボーカリストもしっかり歌っています。
マイアミ・サウンド・マシーン時代からキューバ系を中心としたラテン系アメリカ人、それに中南米・カリブ諸国のファンを魅了し続けたグロリアも最近はヒット曲に恵まれず寂しい限りですが、でも彼女の場合は過去に多くのヒット曲を放ってきているので、これからもこの様なベスト盤を趣向を凝らしてリリースしていけるから良いね。
このアルバムはベストの中のベスト盤といえるが、過去にいくつかアルバムを購入している方には、このベスト盤を購入するには多少勇気がいるかもね。
できることなら、グロリアのいろいろなミュージック・ビデオを先に購入してからの方がベターかと思います。特にマイアミでのコンサートは凄いのりで、日本ではあのような雰囲気に浸るのは無理がある。まな〜、それよりも早く新しいアルバムをリリースしてくれないかな?!
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