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機体と計器盤を消去するプログラムでは、飛燕以外胴体機銃の発射光が消えません。
部品の接合面がよくありません。
胴体は左右、主翼は下面と左右の上面を貼り合わせる様になっています。
通常なら、各部品の淵のみランナーから切り離せばいいのですが、
接合部分にまで思いっきりランナーの出っ張りが張り出して
いて、接合面上の、この出っ張り(ランナーの太さの2/3程度)を削り取らないと、
胴体、主翼は、接合できません。(泣)
初心者である私は、結構削り取るのに苦戦しました。
デカールと塗装例は2種類です。
でも、パッケージのイラストと同じ陸軍機の濃緑色のほうの
クローバーマークは、「あんな呑気な部隊マークってあったのかしら?」
といささか引き気味です
1/72なので、部隊マークまで自前で塗ることもできないし・・・。
もう一方は、銀色に黒色でスプレーで落書きしたような迷彩模様を
つけるパターンです。
私は、銀色パターンで作りました。
でも、筆塗で塗装例のような迷彩つけるの無理だから、
迷彩はあきらめました。
飛燕は、プロポーションがいいだけに、私も子供の頃からの
ひとつの憧れの機体でしたが、とにかく部品同士の
接合面が具合がよくなかったのと、塗装例、デカールが
いまいちだったのは、残念でした。
パイロット人形は、乗機姿勢と、直立敬礼姿勢の2種類が
入っています。
タイトルから、3式戦闘機による空戦記録のようにも見えるが、それほど3式戦が登場することはなく、むしろ97式戦闘機がたくさん出てくる。 著者は戦闘機乗りでありながら、陸軍の飛行機と名の付くものなら何でも乗りこなせるベテランだったので、3式戦闘機も、ただの機材のめぐり合わせ、といった感がある。 本書のハイライトは、台湾上空での、2機の3式戦闘機で36機のグラマンを迎撃した、手に汗握る空戦であり、それゆえ、タイトルがこうなったのだろう。
2機で36機の大編隊に突入して勝算などあるのか?と誰もが思う。 数的優位というのは絶対で、最初は一泡吹かせても、時間が経てば、多勢が無勢を負かす。 (日米戦争自体がそうだったともいえる) ただ、空戦という限定局面では、天候、機材の性能、指揮官の統率能力、隊員の操縦技量、攻撃戦か迎撃戦か、海上か山なのか、などの諸条件により、いろいろな勝負のあやが生まれる。 著者は、それらの条件を冷静に読み取りつつ、限界まで闘魂を燃やして戦った。 抜群の空中意識により記述された、この迎撃戦闘の記録は、おそらく、レシプロ戦闘機が機銃により空戦するというスタイルの、ひとつの究極ではないか。
前半で、ノモンハン事件前に、軍事交流でソ連軍の少佐が日本陸軍の航空隊で研修していたのは、やや意外だった。立派な軍人として敬意を払われている。
著者は、進駐したついでに、アンコールワットにも遊びに行っていた。自分も最近シェムリアップに行ったので、当時はもっと牧歌的な光景が広がっていたのだろうか、などと思いをめぐらせた。
このころ、戦地で搭乗員同士の挨拶は、死ぬなよ、だった。 これは、普通の人間同士の会話だ。
それが、本書の後半になると、特攻に出撃したパイロットの名を、戦果とともに、できるだけ克明に列挙して、まるで過去帳だ。 一見、ちょっと特攻を美化しすぎている気がしなくもない。 しかし、著者が手塩に掛けて育てた、顔や性格をよく知る教え子たちが、特攻で戦死したという無念の思いが大きく影響しているようだ。 著者にとって、特攻は、肯定するとか否定するとかいう問題ではなく、何人戦死したという数字の問題でもないのだろう。
朝鮮半島出身者で特攻した搭乗員にも触れている。 案外知られておらず、また、根深い問題をはらみつつも、再評価が必要な一面であろう。
↑に書かれてるような面もありますが、全体的に大変素晴らしい一冊です。 巧く説明出来ないのですが、飛燕について詳しく知りたいのでしたら買って間違いはありません。
菊池俊吉氏の写真は、以前に航空ファンの別冊やKFイラストレイテッドで見ることができたが、今回のものは二四四戦隊の「飛燕」だけを集めたもので、初見の写真も多い。写真の質、櫻井氏のキャプションとも素晴らしいの一言に尽きる。 今後、これを超える飛燕の写真集は出ることがないだろう。
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