「アメトーーク」「ロンドンハーツ」でおなじみの 加地プロデューサーの著作であります。 書店で見つけたのでふらりと買ってみました。 結果からいうと、かなーーりおもしろかったです。
一番印象として残ったことといたしましては、 「普段ぼんやりと何気なく見ているバラエティも、 実にまったく誇りを持って一生懸命作っているのだなあ」 ということでした。感嘆しました。 出演者の動かし方、テロップのつけ方、 カメラの撮影に関する考え方、編集の方法・・・ すべてについて微に入り細を穿つような トータルコントロールがなされていることに改めて瞠目する思い。 まあ考えてみれば当たり前かもしれませんけれどもね。 こういう裏話は本当に面白い。テレビの見方が変わります。
時事ネタを扱うような番組、 ニュースとかワイドショー的なものについては、 はっきりいってげんなりしっぱなしですし、 この人たちは本当に思ったことを放送しているのだろうか、 自分の心に嘘をついているのではないですか? というようなふうにしか今もって思えないわけですけれども、 こうしたバラエティみたいなもののほうがね、 世の中の物事の本質をえぐるような 鋭い視線や構成力が必要なのではないかと感じましたし、 作り手も自らの心に正直に作っているのではないかと思いました。
テレビ業界の話でありながら サラリーマン業界の話でもありますから、 仕事のやり方的な話も適宜盛り込まれておりますし、 一つ一つが説得的で、腑に落ちました。 どの業界にいようとも役に立つ話であろうかと思います。 自信を持ってお勧めできる作品でございます。
星一つ減らします
途中で見切れたり しかめっ面になる場面に閉口
商品は無事でした
徹底特集は『アメトーーク』雨上がり&加地プロデューサーの対談から、ツッチー、おぎはぎ、すべり芸人のインタビューそして人気者、日村の秘蔵写真も・・・
特集の『DMC』は原作者、若杉公徳のインタビュー&全57話のセルフ解説 映画の出演者、監督などのインタビューが載ってます
他は、ダイナマイト関西や、ドアラと五月女ケイ子&細川徹再開、裏関根インタビューなどです。
好みかもしれませんが、最近のアメトーーク自体のクオリティが低くなってきており、企画もイマイチのものばかりなので、DVDもその様な感じがします。 面白いのは面白いのですが、見なくてもいいのも多々ある感じです。 でも、感じ方は人それぞれなので、買っても無難って感じです。 僕は、義務的な感じで購入し続けているって感じです。
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