凄いヴィジュアルの頃(←笑)のX JAPANを知らなかったので以前から興味があり、購入しました。ワタクシ個人的には『WEEK END』と『Silent Jealousy』のPVが凄く良かったです!! YOSHIKIさんはドラムplayもカッコいいですが、ピアノ弾いておられる姿は格別ですよッッ♪
だってYoutubeでチェックしたら、二井原の歌がめっちゃヘタなんだもの!
昔も上手くはなかったが、さらにヘタになった。ずっと聞いてるのがツラい。
それにロッカーがあんな太っちゃダメでしょ〜。
高崎のギターは相変わらず素晴らしいんで、全編見てみたいんだけど…
パールグリーンだけ安かったが、人気がない色だからだろうか? 私は清潔感と清涼感があって好きな色だが。・・・
25000円で買えたのは、かなりお得感があった。
このVIDEOは音も映像も同じように重視してあります。 こんなスゴイVIDEOはみたことがありません。必見です! YOSHIKIが長い時間をかけて編集されたのも超、納得!の素晴らしいLIVE映像です。メンバーのやりとりや細かい表情がハッキリと見ることができます。涙、涙のLAST LIVE。ティッシュを用意して、のみ込まれることを覚悟で是非見てみてくださいね。
いまや音楽界のフィクサーの一人とも言うべき
謎のヴェールに包まれていたYOSHIKIの内面を存分に堪能できる本書ですが、
自伝という認識で読むと著者「小松成美」氏の詩的表現が至るところで炸裂する為、
なんぞ毒気にあたったよーなスッキリしない気持ちになるかもしれません。
HIDEの死が本書の中核を担ってるわけですが、
肝心のHIDEとの絆を知る描写がほとんどなくて物足りなさを感じました。
唯一無二の親友となった二人の間にどんな物語があったのか、
そこをもう少し描いてほしかった。赤裸々に描写して欲しかった。
ただ、TOSHIのことを大切に思ってるのだなというのはしっかり伝わりました。
と同時にPATAとHEATHの存在の薄さが際立ちます。
最も興味があったGLAYとの確執、山下久美子との遺恨、原盤権を得た真相が抜けていたのは残念。
上記も含めて他のミュージシャンとの出会いや別れをもうちょっと綴って欲しかった。
小室のこととかもう少し綴ってくれてもいいのになと思いました。
YOSHIKIの芯の強さ、我の強さの源は何を発端としているのか
それは幼少期から死を身近に感じる日常があった為だと知り、我が意を得た思いでした。
業界の慣例、常識というモンスターたちとぶつかる為に
己自身を炎と氷を孕んだ比類なき獰猛な怪物へと昇華させた生命体、
エネルギーの塊、それがYOSHIKIなのだと理解しました。
一点、気になったのはGLAYが最初っからずーっと4人でしか出現していない記述。
GLAYはSPEED POPの頃はドラマーがいたんですが4人ということになってましたね。
GLAYに配慮したのでしょうか・・・。若干、不思議です。
あとTOSHIのヴォーカルはCDでは素晴らしいですが、
ライブでは結構ヤバいわけで・・・。
"世界進出"がひとつのキーワードして熱く語られますが
あのレベルでは欧米に受け入れられるのはどう頑張っても難しいので
その辺、少し滑稽に感じてしまいました。
私自身はTOSHIの歌声も人柄も好きですが・・・。
本書で最も強く印象に残ったのは
YOSHIKIの向上心と学習意欲。このポテンシャルはやはり怪物です。
カリスマは一日にして成らず、ですね。
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