原作にストーリー性が加味されていますが、話の軸はブレてません。
この部分を蛇足と捉えるかどうかで、かなり印象が変わると思います。
個人的には良かったです。
もちろん原作を知らなくても楽しめると思います。(好みの問題ですが)
人形劇ではなくマネキンドラマ。マネキンなので表情も動きも全く無く、ただマネキンに声を当てているだけの3分ドラマなのだが、これがまたおもしろい。キャラクター一人(?)一人に個性があり、キャラクターにもはまること間違いなし。 くだらないが、おもしろい。ブラックでシュールな笑いを求めてる方に是非オススメ。
まずは連続テレビドラマ―『テレビドラマ版「男はつらいよ」』としてDVD化―で世に出た“寅さん”が、その衝撃的な最終回への反響の大きさから、生まれ変わって(?)スクリーンへと進出した、その第1作がこれ。
博とさくらの恋愛〜結婚をひとつの軸としつつ、基本的な“寅さん”の行動パターンは、既にほぼ確立されている。
いや、それにしてもここでの“寅さん”、ホントに若くてイキがいい。
おまけにワイルドで規格外。そこがちょっと危険な感じでもあり、魅力でもある。
観ている自分とは違う世界で生きているけど、自分とどこか、似たところがあるような、そんな“寅さん”。
かつて「お正月には《寅さん》を観ないと、年を越した気がしない」、なんてことを思っていた日本人がいっぱいいたわけだけど、それはみんな、“寅さん”のいる世界にあこがれを抱いていたってことなんだろうな、てなことを思ったり。
新たにリマスターされたという映像は、クリアすぎることなく、映画館で観た時の“あの感じ”が再現されており、ほどよく綺麗で満足の行く仕上がり。
日本語・英語の字幕に加え、耳で楽しむ方のための音声ガイドも搭載。
映像特典として予告編のほか、ちょっとしたおまけ映像も収録。
お正月に限らず、いつ観ても楽しめる傑作です。
付記:『男はつらいよ 寅さんDVDマガジン 2011年 1/18号』―独自の映像特典を収録―でも、この第1作を楽しめます。
ベルリン映画祭のおまけ映像付きで、今回も笑わせてくれます。 でも、これまでのノリよりちょっとダークかな? エイミーの弟やローラの母親に宇宙人?まで…一癖も二癖もある新キャラが登場します。 絶対面白いですよ♪オススメです。
旧BRAVESTから収録曲を減らしてエクスカイザーとガオガイガーを入れましたという微妙なベスト盤。
TVシリーズのOP、EDがこれ一枚で揃うと考えればお得なのかもしれませんが、OVAやゲーム作品をバッサリ省いているのは賛否わかれそうなところです。
この時期に敢えて出すのなら入れても良かったのではないでしょうか。
特典DVDはOP、EDが最初の1バージョンずつしか収録されておらずこれまた中途半端。
期待していた映像と違う!という事にもなりかねないので注意が必要かと。
何よりいただけないのは作品ごとに画質がまちまちな点です。
特にジェイデッカーは画質が悪くビデオの3倍速録画並みです。
おまけだからといって雑な仕事をしすぎではないでしょうか。
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