作品紹介やレビューを見る限り、かなり詳しいスタッフがマニアックに作った内容だと感じました。
新日本プロレス全盛時代〜全日本との外人レスラー引き抜き戦争勃発により参戦したレスラーなど、昭和のプロレスに浸っていた自分にはかなり惹かれるものが多いです。
当時の新日本はWWFルートと一部ヨーロッパ系ルートの外人招聘だったので、それほど派手ではないですが、懐かしいレスラーが多いですね。死神ジョニー・パワーズ(八の字固め)なんて懐かしい。新日本の初期を支えていた彼ですが、IWGPの予選が確か最後の来日だったのでは。そんな当時のノスタルジックな回想にも浸れそうです。
Disc,1のドキュメンタリーでは王座誕生の逸話やハーリー・レイス&テリー・ファンク等の往年の名レスラー達のインタビューも見れてとても貴重な映像集になってます。試合ではフレアー×マグナムTA、フレアー×スティングが非常に面白い。 Disc,2はWCW時代の試合集。前半はスコット・スタイナー、レックス・ルガー、スティムボード等の名勝負が見れます。後半はnWo全盛期で悪のリーダーに君臨していたハリウッド・ホーガンの過激な試合が見れます、特にスティングとの試合はお勧め。 Disc,3はWWE時代の物で近年のファンからすれば「この試合が何故入ってない?」とあれこれ言いたくなりますが私的にカート・アングル×アンダーテイカーは素晴らしい試合です。 黄金に輝くベルトを巡っての王座戴冠の歴史を知りたい方には是非お勧めしたいです。
アン・リー監督の「ハルク」は個人的にイマイチでしたが、こちらは素直に楽しめました。
ドラマパートとアクションシーンのメリハリがついていて、見ていて心地よかったです。ラストのハルクとアボミネーションとの対決は、かの「サンダ対ガイラ」を彷彿とさせ、怪獣映画好きな私にとって非常に楽しいシーンでした。
アン・リー版が好きだった人にとって、この作品がどう映るかは分かりませんが、少なくとも私は面白かったと思います。
1本道のステージクリア型アクションゲームです。日本語版は出ていませんが、英語が解らなくても進むべき方向は主人公の特殊能力で明確に表示されますので、ゲームの進行には問題ありません。
殆どの場面では引きの視点でキャラクターが小さいので若干グロ表現は控えめに見えます。しかし生身の人間をバッサバッサ切断していくの過激さは十分。ガードやカウンター、回避や地形を利用した攻撃など、アクションゲーとしての駆け引き要素は多め、ステータスのアップグレードや新技を覚えていく成長要素もあり最後まで飽きることはないと思います。
ただ、途中に何回か遭遇するゴーレムのような敵キャラのバトルは同じ攻撃パターンを繰り返す必要があり、そのあたりは冗長に感じました。
傷が勝手に回復したり敵に容赦しない凶暴性などウルヴァリンのキャラクターが忠実に再現されており、映画のファンなら買いかと。いちおう、クリア特典としてコミック版のコスチュームが入手できたりします。
難易度は全体的に低め、ラスボス戦がちょっと難しいくらいです。アクション好きには物足りないくらいだと思います。
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