7巻まで読みました。
この漫画を表現するなら『王道+スプラッター』この2言に尽きると思う。
ショッキングな事が起こりそれにより主人公が成長していく、まさに王道だ。
またヒロインもどこか謎を秘めていて底を見せていない感じがいい。
後登場キャラのほとんどが囚人だけあって皆くせがあって良い(ここは好き嫌い分かれるところだと思います)
今後さらに注目される作品になると思うので気になっている人は一度手に取ってみたらどうでしょうか?
ハマる人には凄くハマる漫画だと思いますよ。
まずは一安心といったところ。
毎回新刊が出るたびに、このスピードでまとまるのか?
という疑問が浮かんでいたのですが、上手くまとまりましたね。
ラストへ向けてのストーリーの持って行き方は文句なく良いです。
さてさて、内容はと言うとあるキャラの過去がほんの少し描かれるのですが、
これがツボに入りました。何というか、やっぱりこの人も人間なのだと思いましたね。
それだけに悲しい話でしたが・・・。
あとは最終巻を待つだけ。楽しみです。
初登場時のアネモネを画面の中から抜き出したような完璧な造形に感服致しました。"アネモネそのもの"の出来栄えにウットリとしてしまいます。原型を製作された方に拍手を贈りたいです。ポージングが素晴らしい。14歳の女性の美しさの魅力が詰まっています。足のラインがとくに素晴らしい。表情が少しキツイ所もアネモネの迫力に繋がっていると感じました。鬼気迫る目と瞳の彩色が秀逸。ガリバーの造形も完璧!ガリバーそのもの。(笑)とてもかわいいです。ただアネモネのボクサーショーツの丈が短いのがほんの少し不満。それが魅力にもなるのですが、アニメに忠実では無いその一点だけが少し残念でした。ショーツに包まれた肢体をどう美しく魅力的に仕上げるのかを期待していた私にとっては大切な事だったのですが。私が購入したアネモネは肌も服も、くすみはありませんでした。肌の色のおかしな所も無く、とても美しいです。私は、本当に買って良かった!と心から思いました。
アニメ版とは細かい部分で登場人物やストーリーが異なるコミック版。
相互補完し合いながら、この物語の世界観を立体化している様に見えますが、
一度ドーンと落としてから盛り上げていくストーリー展開はどちらも同じです。
だから3巻の絶望的な展開に、4巻のセブンスウェル級の盛り上がりを
確信してました。
そして予想通り、いや予想以上に・・・感動しました!!!
月刊誌掲載という事もあり、アニメ版に比べて展開はかなり急ぎ足で
進みますが、こちらの方が設定に無理が無い様に思います。
そして後半には更なる試練がレントン&エウレカに、そしてドミニク&アネモネ
にも降りかかる・・・ あぁ、5巻が待ち遠しい!!
最終巻を読んで思ったことは、心の内の暗い闇の部分
それが3巻あたりから徐々に暗示されてはいましたが
それは必ず「変える」事が出来るのだと考えさせられました
アニメのラストとも行き着く所は最終的に同じような気がします。
アニメではいなくなる人、帰ってくる人がほぼいなかった。
ドミニクが好きだった為に少し贔屓目ですがアニメの終わり方は
漫画と別の選択をしていたらどうなっていたのか―…
そういうのが表せているのかな、とも感じました。
けれど何かを得るには何かを失わなければならない、
そういった厳しい世界観がアニメではベタな終わり方になっているのが少し残念な気もします
レントンとエウレカ、ドミニクとアネモネ
詳しい事はあまり言えませんが、どちらも必ずしもハッピーエンドではない…
だけど、その切なさの中にある優しさや希望を見出せれば、と思います
アニメ、漫画、そして小説ともお勧めできる作品です
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