基本的なことは漏らさず載っています。 各ミッションのマップにはアイテムやターゲットの位置が正確に記されていますし、バトルでのキャラの能力、隠し要素なども漏れはありません。 また、ボーナスゲームのバトルシティー、ゼビウス、スターラスターについても、マップやシステムが掲載されています。(ゼビウスのスペシャルフラッグ、ソルの場所も含む) ただし、高得点を取りたい上級者のための情報が不足しています。高得点を狙うためには、敵の出現位置を知ることやコンボをつなぐことが必須ですが、そのためのアドバイス的な情報がほとんどありません。 上級者には物足りないと思われます。
宇宙を股にかけ活躍する、やとわれ遊撃隊“スター・フォックス”。そのリーダー、フォックス・マクラウドが、とある惑星の危機を救おうとするアクション・アドベンチャー。 途中まで、『ゼルダ』として作られていたとか。確かに、プレイしてみると、まさにゼルダ。爆弾、弓とか、名前を変えて、そのまま出てくる。リンクがフォックスに、ハイラルが“ダイナソー・P”にという感じ。でも、センスは洋ゲー。「ナ~イすフライト、フォックス!今度のアーウィンは新型か?」「つまらないジョークですね、将軍」「・・・」。一度味わうと癖になりそうな、愛すべきユーモアが、そこかしこに出てくる。 一番好きなのが、プロローグで、ヒロインが罠に落ちるシーン。怪光に撃たれ、暗い虚空に舞い上がるクリスタル。降りしきる雨に、光がまたたく。そして、流れる切ない音楽。素晴らしく、幻想的で甘美なイメージ。正直、このシーンだけで、面白いかなんてどうでもいいとすら思えてしまった。(これを超える映像が、その後に無かったのが残念) ゲームとしても、しっかり作りこまれた作品だと思います。是非、一度やってみて下さい。
|