スヌーザーの【The Essential Disc Guide 2004 あなたのライフを変えるかもしれない300枚のレコード】で紹介されている作品(ディスクNo.019)。
“ツァラトゥストラはかく語りき”“美しく青きドナウ”を聴きたいがために購入したのですが、 この作品の本当の魅力はそれらじゃありませんでした。 このディスクのメインは現代音楽作曲家『リゲティ』の一連の作品です。 映画の中のモノリス登場や進化を促進するワープを体験するなどといったシーンで、 人間によって作られたとは思えないような超然とした不気味さ、 触れてはいけないものに触れてしまうような恐ろしさ、 しかし、前に進まずにはいられない好奇心、 人間が今まで到達したことのない高み、 次元を超えた知的生命の存在をほのめかす、 といったものをリゲティの楽曲は完全に表現しきれています。
最初は怖くて仕方のない音楽だったのですが、 慣れてくると延々と聴いていたくなるのが不思議です。 『2001年 宇宙の旅』を歴史に残る映画にしたのは、リゲティの功績もかなり大きいはず。
これほど何回読んでも発見がある一冊はないですよね。いや、むしろ発見したいから読んでる のかも、、
ボーマンとHAL9000のやりとりはスリリングだし、宇宙の描写、とりわけ木星や、土星、そし てスターゲートを抜けた後の描写は凄いに尽きる。 スターゲート後のめくるめくような展開は、いい意味で淡々としてるというか、あまりの事故 に理解が追いつかないですよね。だからページをめくる手を止めれなくて病みつきになる。
クラークの先見性には脱帽もんだが、今思えば全体的な時代の構想より、もっと内面的な描写 が優れてると思う。例えばフロイド博士が宇宙へ向かう最中に世界のニュースをピックアップ したものをディスプレイでみながら感慨浸る場面、そうやって便利になればなるほど、物事が 滑稽に見えてくるという、そうゆう人間の精神の向かう先を予測していたクラークは本当に 凄い。
後、個人的に好きなのは第五部のET論の部分とかかな。考えてみれば地球外の知的生命がいれ ば別に人間みたいな格好じゃなくてもいい訳だしね。そうゆうユーモアというのか何というの かイメージをかきたててくれる所もいいです(限りなく僕だけのツボかもしれませんが・)。
ラストのスターチャイルドの部分は何か神秘的だと言う人が多いが、僕が思うにあれほど単純 で潔い結末はないんじゃないかなぁ〜と思ったりしますね。まぁそれは人それぞれですが。
長くなりましたが、何はともあれSFファンにも、そうじゃない人にもお奨めの一冊ですよ! きっとワクワクをあなたにくれます。
都内で、こんな強い風にあったのは、あまり記憶にありません。 すごい、台風でした。 最近、気に入っているのは、このゴールド。 このアルバムの関連作品のウィナーズも、かなりいいけれど、ブックレットなどは、今回はよりいいし、 普通のサントラのコンピじゃ、ありえないような、 大物アーティストの本物の映画テーマを集めてますね。 2枚組で、ほかのコンピより、ちょっとお買い得なのも、 宜しいのではないのでしょうか?
発売と同時に買ってから、まだ組み立てることなく、時折箱を開けてパーツを眺めています。キャラクター・エイジ VOL.05 (学研ムック)には、徹底的に改修した作例が載っていますが、そこまでの技術はないし、たぶんストレートに組むと思います。でも、もったいなくて、まだ真っ白なパーツを眺めてにやにやしています。眺めているだけで幸せな気分になります。本当です。
高くて買えなかったオーロラ社の伝説のキット(オタキング岡田さんの岡田斗司夫の絶滅プラモ大百科―失われたプラモワールド (グリーンアロー・グラフィティ)では15万円の価格でした!)へのメビウス社からのオマージュ商品。新金型のインジェクションキットです。本当にうれしい!!
キューブリック監督の「2001年宇宙の旅」を観て世界観が変わった人、60年代の海外SFに夢中だった方、(元)プラモ少年(それは、すべて私に当てはまりますが・・・)、そしてメビウス社を応援している方、ぜひ、買ってほしいなあと思っています。少し高価ですが、大推薦します。中身を写して「イメージ」に載せます。観てくださいね。
「ワルキューレの騎行」を聴きたくて購入しました。
ワーグナー好きなんですが、お店にあんまり置いてないんですよ。癒しクラシック全盛のせいでしょうか?
どれも耳慣れたクラシックだけあって、じっくり浸るにふさわしい!
作曲者が自分の気持ちを前面に出てて、わかり易いのです。
これを聴きながら作業をすると、地の底から何かが湧いてきて元気が出るのですが…私だけ?
岩山を登っていくイメージをお探しの方はどうぞ(^o^)丿
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