眼鏡カップル(百合含む)のイチャラブマンガ。 イチャラブマンガなんだけど、濃ゆい感じじゃない。それが日坂水柯さんのすごいところだと思います。
作中のカップルがくっつきすぎず離れすぎず、個人的にとても理想的な距離感を保っているのが印象的。 雰囲気のステキなマンガです。大好き。
眼鏡を外す、外さないでやっぱり色々考えるんですね……!
眼鏡カップル短篇集第2弾。だけど、「眼鏡」の一言で片付けるには勿体ないくらい雰囲気の良いマンガ。 筆ペンでのペン入れが、作者独特の空気をさらに鮮明なものにしています。 個人的にはえっちの時に「静かに感じる女の子」の描かれ方がとても好きです。
余談ですが、表紙・裏表紙の下着姿の女の子がとても気に入っていて、本棚には表紙が見えるようにしまっています。
本編、すきなひと、ですが、これは意外な結果からハッピーエンドになります。一気に読者まで盛り上がるようなハイテンションな展開ではないのですが、納得できる「めでたし、めでたし」でしょう。本編がフォローしていない過去がつらかったのだろうと想像させるぶん、おちついた救いのある結末はよかったです。
それと、この本には別口のウェブで公開されていた短編も収録されているのですが、実に巧みにエロいです。おすすめです。 18禁になるような描写はたしかにありませんが、ウェブ公開を知らずに読んだ私の第一印象は 「うわぁ……」でした。
1・2巻で気持ちよく素直にまとまった作品です。騒がしくない個性的な恋愛漫画をよみたい方におすすめです。ぜひ。
恋愛をテーマにしたマイナー系コミック誌。
今いちばん読みたい作家を集めたとオビにあるとおり、
有名作家から新人まで作家のセレクトに出版社の意欲を感じます。
内容は高校生の恋愛からOLの百合まで様々で、
作画・ストーリーともに平均以上の水準です。
年3回のスローペースの刊行のようですが、応援したいと思います。
数学ガールはシリーズ化されて、さまざまな形態で読めます。その中でコミック版は、これほど少ない情報量なのに、フィボナッチ数列の理解を助けてくれました。主人公のように、高校時代に教科書より少し上に外れて、数学の面白さ、魅力にとりこになれば、きっと、きっと真理を突きとめたくなるのでしょうね。
|