イギリス&イギリス英語好きな人には絶対お勧めです。イギリスのスラングや,ならではの表現満載です。言葉だけではなく,イギリスの日常や文化なども知ることができます。本編の前にあるコラム,プロフィールもなかなかです。DVDが出たら,ぜひあわせて見て下さい。
演奏は映画の元々の原曲よりは劣りますが、三枚組でたくさん聴けるのでお得です。BGMにはぴったりだと思います。 好きな曲が入っていたら買ってみてはいかがでしょうか?
映画を見てから、このノベライズ版を読みました。
映画ではカットされてしまったシーンや、そもそも(英語版の)脚本にも無かった(と思うのですが…)ハリーとカレンの息子とその学校の校長のシークエンスが含まれているのですが、その部分もかなり笑えて、なおかつジーンときました。時間の関係でカットされたのでしょうが、映像で見てみたかったです。また、字幕の都合上、切られてしまった台詞をじっくり再確認するのにも良いかと思われます。
文章自体は非常にあっさりしていて、さくさく読めました。ちょっと物足りなかったのと、もう少し訳にひねりが欲しかった部分があったので☆をひとつ減らしました。
すっかり我国のイベントに定着したクリスマスですが、映画の舞台になっているイギリスはロンドンの、クリスマスに近づきある雰囲気をたっぷり楽しめます。音楽にのって、冒頭から浮き立つようなクリスマスを迎える雰囲気が漂ってきます。
さまざまな愛をテーマにしたオムニバス形式で、最後は見事にまとまっていくのですが、それがクリスマス、というのがみそ。本場のキリスト教文明圏では、ただ右習えで浮かれて騒ぐ我国とは違って、クリスマスは暮らしに根ざした大切な時期。過ごし方もさまざま、パーティ、学校の催し、二人きり。家族や友人や恋人、片思いの人。それぞれの事情や思いによって、楽しく、優しく、せつなく、思いがけなかったりするクリスマスを迎えます。
クリスマスが近づくと、毎年見たくなる定番になりそうなこの一作。家族と離れていても、恋人がいなくても、きっとあなたも共感できる登場人物がいるはず。その年によって、共感できる誰か、が変わるかもしれません。
“I just want to say that to me you are perfect. And my poor heart will love you... until you look like this. Happy Christmas.”
親友の妻にスケッチブックで愛を伝えるシーン。 最高です。
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