売り文句である『その世界は決して広大ではなく、狭く未熟なものだった』この言葉の本当の意味に気づいた瞬間、涙せずにはいられませんでした。この作品のメインシナリオに関しては一周目、二周目と文句のつけようがありませんね。ただ、世界ノ全テのタイトル自体がメインである智子に向けられている為、本作でリニューアルされたと言う他の二人のシナリオはとてもいまいちなデキになってしまっているのが少し残念でした。せめてプレイヤー側にどちらを選ぶか、位は選択させて欲しかったですね、こんな煮え切らない終わり方をされても…。しかし、そんな他のいまいちさを吹き飛ばす位メインシナリオが素晴らしいので、ぜひやってみて欲しい作品です。あとプレイしてて思ったのですが、韓国ドラマの夏を題材にした某作品はこの世界ノ全テを意識して作ったのだと思います。細かな設定もそうなのですが、某韓国作品のラストシーンがこの作品の一周目のラストにそっくりです。あまり言うとネタバレに繋がるのでこの位に、ほんとお勧めな作品なので泣きたい人にはぜひ!
ゲームクリア済み&アニメもそこそこ面白いと思ってる者の感想です。
1.第7小隊結成秘話 まじめ度100%
みんなの身の上話は、ゲームの人物総覧で語られたまま。ヤンがいいキャラしてる。個人的には双子好きなので、彼らが出てこないのが残念。
2.イーディのスパイ大作戦!? ギャグ度80%・まじめ度20%
アリシアを巡る三角関係にイーディ達が首をつっこむ話。イーディ達は、隊長の面目を保つためにアリシアとウェルキンをくっつけようとするが、ウェルキンがKYのため全て失敗。しかし隊長らしい真面目なウェルキンも見れるのでご心配なく。マリーナが意外と可愛い。
3.セルベリア、料理を作る ギャグ度100%
ここまで人間味溢れるセルベリアは見たことがない。本人は至って真面目なつもりだが、殿下に対する気持ちの空回りっぷりが可愛いらしい。カールとのコンビも良かった。カールがいるおかげでセルベリアの暴走がより面白く見えたと思う。
ここまでのストーリーで最高の盛り上がり! 復活し、世界をミュータントのものにするべく再び人間に攻撃をしかけるマグニートー率いるBROTHERFOOD。名誉挽回のため、人類を守るためにマグニートーに対峙するX-MEN。差別、葛藤、信頼、名誉、理想、の戦いを描くULTIMATE X-MEN 第6巻です。 物語は、希望に溢れた2人の青年、若き日のマグニートーとプロフェッサーXが協力してミュータントの理想郷をつくろうとした日々の話から始まる。2人は、いつしか互いの理想に食い違いがあることに気がつく。 ・・・・場面変わって現代、最終兵器の完成が間近となり、ミュータントの理想の世界がもうすぐ実現しようというとき、マグニートーは若き日々を思い出していたのだった。 マグニートーを匿っていたとして、世間でX-MENはテログループ扱い。指導者プロフェッサーXは逮捕、拘留中。チームリーダー、サイクロプスは行方不明。X-MENのメンバーは、逃げ隠れしつつも、BROTHERFOODのテロから市民を守る活動を続けていた。また、サイクは死んだと主張するウルヴァリンと、それを信じないメンバーの間に軋轢も生じつつある。しかし、X-MEN共通の目標は、名誉挽回のためマグニートーを捕まえることにあり、チームの結束をなんとか保っていた。 そんなとき、X-MENの前にマグニートーのホログラムが現れ、最終兵器の存在を示し、共にミュータントの世界をつくるか、人間に味方して死ぬかを選べと伝えて去る。 この問いに対するX-MEN皆の答えはずっと前から決まっていた。その後、死の淵からよみがえったサイクロプスの活躍もあり、マグニートーの隠れ家が判明。X-MENは全員で戦いを挑むが.....。 戦いの行方は?ウルヴァリンとサイクロプスの間に何があったのか?X-MENは名誉を取り戻すことができるのか? ・・・・若き日のマグニートーとプロフェッサー、お尋ね者のX-MEN、死の淵で一人苦しみ戦うサイクロプス、プロフェッサーを監獄から救い出すマグニートーの思い、などなど今回の話はいつも以上に盛りだくさん。ページ数も多い。魅力的なストーリーが光る、かなりおすすめ作品です。
色彩といい、絵のかわいらしさといい、飾っておきたくなります。内容は、「リサ~」シリーズより幼いので、子供にはわかりやすいかも。この表紙の色に惹かれて、思わず即買いしてしまいました。
これを買うお金があるならクリムゾンキングの宮殿を買った方がいいでしょう。エピタフがオススメですよ。
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