日本における戦後すぐの少年犯罪は、家や親を失ったり、家族を養うためなどの貧しさによる食べていくための犯罪が多かったのではないだろうか?
この本を読んで、思わず絶句した。 本書に登場する少年達には親がいる。 その親達が彼らに対して育児放棄し、劣悪な男女関係を繰り返し、虐待を続けていくうちに、少年達が帰る家を失い悪の道を辿っていく。 まず、振り込め詐欺日記には言葉を失った。 犯罪者には犯罪者の責任感があり、あくまでもビジネスなのだ。 犯罪によって潤った資金を狙う犯罪組織もある。 簡単にパスポート、運転免許証などの身分証明書が売られ、人の命の価値が決まる裏社会。 素人の少年犯罪が延びていった背景、その素人の犯罪組織を狙うプロの集団。 著者は、「家のない少女たち」では家を失った少女達が、自らの身を売ることで生き延びていく様を描いた。 本書はその少年版。貧困ビジネスを形成している彼らには意外にもチキンが多い。 彼らのうちの一人の「ファッ○“大人代表”俺たちは生き抜いてやる!」の言葉に、本当に彼らが救いを求めていた時に、手を差し伸べてくれなかった親や、周囲の大人達と社会への痛烈な批判がこめられていた。 保護施設、少年院、出所等を経験してきた彼らの本音が、そのまま会話で表現されているので、時折わからない専門用語が出てきて少し読みずらい部分もあるが、かえってリアルかもしれない。 今の日本の底辺や闇社会、犯罪に手を染める少年達を知る上で、親世代は一読する価値があると思う。 最終章の「ものすごい長いあとがき」に登場する、出所してきた辻原君の言葉にかすかに一筋の光明を見た。
原作の漫画もミュージカルも知らない私は、出演者目当てで購入しました。
『テニプリ無知です』という方には、おすすめです。
前回の曲とは全く違う感じです♪
前回はhoneyらしく甘い感じとしたら今回はmintらしく爽快感があると思います。
爽快感と言っても爽やかな爽快感でなく、突っ走る?スピード感のある爽快感です。
歌唱力は、もちろん文句なんてありません!!鈴木さん・遊佐さんは他にも聞いた事があったのですが
(申し訳ありません!)梶さんは聞いたことがなく・・・高音系かなぁと思っていたのに低音でびっくりしました。
意外だなぁと感じたのは他にもあったのですが・・・
鈴木さん→歌ってらっしゃる時はこの爽快感の曲一番ぴったりじゃないかと思うくらい格好良く激しさもあり
声のトーンも格好良いのに台詞はキャラトーンっていうギャップが◎でした。
梶さん →前にも書きましたが声のトーンにびっくりです!鈴木さんとはまた違う、この曲をスピード感はあるのに
じっくり聴かす感じがします。
遊佐さん→どちらかというと今まで聞いたことのある曲の感じが艶っぽいのと艶のある声って思っていたのが、
声のちょっと高い感じ&艶っぽさがあまり感じなかった事が意外でした。ちょっと可愛い♪と思ってしまいました。
全体的に鈴木さんが一番感じたのですが、歌のトーンと台詞のトーンの違いがよく出ている作品だと思います。
(実は、前回の曲が凄くよかったので今回この曲を視聴をしても購入に迷いがあったのですが、今では購入して良かったと思っています。)
毎回大爆笑させてくれる稀有なBLCDで、キャスティングや演出は相変わらず素晴らしく、さすがは阿部さん(この道でわりと有名な名演出家)安心して笑わせてもらえます。ですが、何と今回コミックスのact9と10がはしょられてしまっていたのです〜!ここまで忠実に再現してあっただけに、残念でなりません(T_T)特にact9の牧村は傑作なので、ぜっひ吉野さんに演じていただきたかった…! まあCD的には新キャラの西田君を出しーの、山中ととらちんの話も入れーのしたかったから、削らざるを得なかったかもしれませんが★ このCDのおもしろいところは、美形ばかりでもなく、男性ばかりでもないところにミョーにリアリティーがあるからでは?と思っているのですが。 とにかく好きなエピソードが削られてしまったことで減点してしまいましたが、ドラマ自体はこんなに肩肘張らずに聴けるCDも珍しいほど楽しめました。 コミックスと巻数がずれてもいいから次巻は削られたエピソードをちゃんと入れてほしいと思います。
ブッラクなネタが好きな人なら、間違いなくハマります。 TV未放送の極楽鳥を見るためだけでも、買う価値アリ!
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