出て来る登場人物のほとんどが妖怪なのに
このまったり日常系の流れは何なんでしょうか(笑)
壱さんはもう子供に戻る事は無いんじゃないか?と言わんばかりのダメさに。
零も岡田荘のメンバー入りかと思わせる程の溶けこみっぷり。
その他の住人も色々と設定が掘り下げられて来ています。
この巻ではイチ押しなのが碧子と零の絡みでしょうか。
読み進む度に少しずつ碧子の反応が変わり始めて…
今巻ではカラーで大人バージョンのたきびさんが見られます。
カバー裏も書き下ろしが入っており、サービス満点です。
あとがきでは作者さんが震災に巻き込まれたとの事ですが、
作者さんにはこれからも東北の人たちを励ます漫画を書き続けて欲しいですね。
私的見所イチ
前巻では園部さんがここまではじけるとは思いませんでした。
葉子様が病欠でバイトが出来ないという事で代わりに葉山さんがバイトに入ったのですが
あの葉山さんに全く引けをとらずに渡り合ってます。さすが見た目はロリでも三十路の女。
葉山さんが可愛く見えるんですから。葉子様に空気椅子を命ぜられても余裕でかましてます。
私的見所ニ
西山さんと近藤さんの元敵役キャラがずいぶん緩んで
葉っぱ三人と仲良しグループを強化してますね。
西山さんは家庭科授業でボロを出し、葉山さんと一緒に行った動物園では
動物好きが暴走して葉山さんに薀蓄たれてます。見ててハラハラしましたね。
近藤さんはその西山さんをフォローしようとしてるようですが、
それを双葉さんに説明しようとして、本音と取られかねない口すべりを起こして
ドつぼにはまる様が最高に笑えました。
最高にキャラ立ちしてるので一言話すだけで吹き出します。超お勧め。
スピッツの旨味を存分に使いこなす人(羅針盤、中村さん、ぱぱぼっくす)もいれば、残念ながら潰しちゃう人(黙秘)もいる。
おお、こんな料理法もあるのか!!とか感心させてくれる人(ゲントウキ、セロファン、小島さん)がいたり、
いやこれ実はあんたの曲だろ!!みたいにマッチしすぎて自分の曲にしちゃってる人(林檎さんと民生さんとあやのさんはアルバムに入ってても気づかないかも(笑))もいる。
…トリビュートの楽しみ方は、こういうもんだと思いますので、このアルバムはかなり当たり。
意外にも、原曲を再現しようとしてるアーティストが少ないってのが好感度大。
何度も聞いたあの曲が、凄く新鮮に再登場。
テンポ良し、キャラクター良し、絵だって更に上手になってかなり好印象! …なのですが 個人的には聖がちょっと周りからプッシュされ過ぎてるのがなぁ 恵、みっちゃんまでは良かったのですが椿までマンセーしちゃうのはちょっと…といった感じです
しかし今までの作者の作品を見ていると思わずニヤリとしてしまうような演出があるのは流石です 何気なくリンクさせるの好きですよね 続き物のようなので次巻も楽しみです
オビにデカデカと書いてある「秘密の花園」 どんな所かと言うのは、購入してからのお楽しみと言う事で説明は省きますが、 今巻はいつもより季節のイベントが多めに入っていて面白いですね。
他にも西山さんの相方の近藤さんにもスポットが当たってたり、 葉子様の家でパジャマパーティーしたりと、どのネタも面白く流石の安定感。
お勧めの4コマ漫画です。
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