レイニーウッド時代からソロ活動後の代表曲を網羅しており、十分楽しめます。 大人のBGMはこれで決まり!
アマゾンなら発売すぐなら安いからいいけど、廉価版をうたって5000円以上というのはどうかしてる。 バンダイお得意のホワイトケースと新しいジャケットというだけ。でも、いいジャケットだと思う。
ジャケット裏には『ももへの手紙』公開記念!と書いてありますが、チラシは入っていません。 BCXA-0090と同一映像仕様と書いてありますが、『ももへの手紙』予告編が入ってます。これだけ増えてた。 額縁収録の修正はなされてなかった。 ブックレットは付かなくなりました。
リージョンフリーで英語吹替、字幕付きなので外人のお友達にもいいかも(輸出禁止品とは書いてない)
作品自体は手描き、セルアニメの極みの作品なので間違いないです。 原作・脚本:押井 守/監督:沖浦啓之/演出:神山健治/キャラクターデザイン:沖浦啓之・西尾鉄也 という事でこれだけでも押さえておくべき作品。 団塊の世代には時代的にリアル過ぎて切ないという感想もあります。
一時間時差のある上海に主人は単身赴任しています。日本で毎朝テレビ体操を欠かさず続けていました。上海では出社前に自分のペースで体操ができ 又帰宅して肩こりがある時なども 活用しております。3部形式なっており 続けて体操をしても15分足らずで 汗もでます。
DVD版に比べたら遥かに高画質、高音質。 OPの字幕の鮮明さに顕著。 暗いシーンもしっかり再現しています。 フィルターを多用した絵作りなので、やや甘めの画質。
しか〜し、上下左右の額縁はいかがなものか。 プロジェクターで5%程拡大して、左右いっぱいにしても まだ上下に黒帯が出ます。
■概略 舞台は第二次世界大戦後の日本。失業者と犯罪組織の増加による治安悪化を背景とし、 政府は戦闘力をもって治安維持を務める「首都圏治安警察機構」、通称「首都警」を組織する。 主人公・伏一貴は首都警の戦闘部隊「特機隊」の一員。 犯罪組織が地下水路を用いているという情報から地下水路に待機していたところ、爆発物を所持する少女を発見。 包囲され状況を悟った少女は、爆発物の信管を抜き自爆しようとする。 本来ならただちに射殺・無力化すべき場面だが、組織のために身を投げ出す少女の行為に疑問をもった伏は、 思わず問う。
-なぜ?-
非情な狼として生き続けなければいけない部隊所属し、人と狼との狭間をさまよう主人公の心情を描いた作品。
■感想 特機隊という自分を押し殺し獣になりきらなければいけない環境において、 しかし人間であることを否定できない伏の心の葛藤が印象的でした。 目の前で爆死した少女、どこか知らない場所への逃避を望む女、そして狼であることを強いる部隊。 様々な立場に立つ人間たちのそれぞれの都合と、それが引き起こす行動・悲劇。 人間のどうしようもない弱さとその悲しさという大人なテーマがいいですねー。
■一般的見解 設定のいい加減さや人間心理の単純さを批判する声が若干目立ちました。 確かにあの時代設定にあのボディスーツは若干きつい気もするし、 何より作中のとある女性の行動や言動はちょっと拍子抜けする部分はありました。 そういう部分をどれだけ気にするかによって、評価が著しく変わってくるようです。 確かに映画を見てると、どうしても細かい部分が気になってしまう時はあるし・・・ まあ、そのへんは個々人の感覚次第ですね。
■総括 「大人の映画」って感じですねー。 際立った何かがあるわけではないんだけど、見終わった時に「うーん」とうなってしまう。 他の押井守の作品と同様、「雰囲気を楽しむ」ってところもあるんでしょうか。 「イノセンス」や「スカイクロラ」のような作品が好きなら、この映画も十分に楽しめます。 逆にそういう「よくわからない映画」があまり好きでないなら、この作品もあまりお勧めしません。
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