著者は、天然酵母パンのお店を開いてる方なんですが、自分の持てる知識とテクニックを本当に全部さらけ出してるので、こんなに教えていいの?!とびっくりしました。まるでそばに著者がいて手取り足取り教えてくれているような細やかさ。パート2であるこちらは、食事パン(リーンな)などが中心なので、菓子パンが作りたかったら1がいいかもしれません。巻末に質問券(!)と、著者の下から飛び出してパン屋さんを開いた方たちの体験談も付いてます。
S言語(S-PLUS またはR)を用いて,実証研究をしようとしている応用分野の研究者,大学院生にとって,大変価値ある一冊だと思います。Sは,やや敷居が高い統計パッケージですが,できあいのソフトにまだ実装されていない手法を使う際のプラットフォームとして最適です。 なお,本書は,S言語の入門書としては,十分に親切ではないので,ほかに入門書を求めた方がいいでしょう。しかし,本書でも,別段,S言語の予備知識を仮定しているわけではありません。Sの初心者でも十分に使えると思います。 しかし,統計の初心者向けの本ではありません。大学院レベルの統計コースをいくつか取ったという程度の知識は必要でしょう。もっとも,S言語を研究に使おうというレベルの人であれば,まったく問題ないと思います。 扱われているトピックは,かなり実践的で,応用上有益なヒントがあちこちに散りばめられています。もちろん,統計の専門家以外,細部にいたるまで理解できるわけではありませんが,こういう場合にはこういう手法があるというガイドと考えればいいでしょう。参考文献をたどれば,必要に応じて十分に詳細な情報が入手できます。筆者の場合,頑健回帰・抵抗回帰と非線形モデルに関する情報が大変有益でした。他方,時系列分析や生存時間分析はやや手薄なように思います。 この本の全体の雰囲気・レベルは,(分野はまったく異なるものの)数値計算の"Numerical Recipe"に似ています。応用分野の人間にとっては,優れた統計学者によって書かれたこのレベルの本がもっともっと増えるとありがたいところです。ただ,本書の場合,カバーする範囲が案外狭いのが惜しまれます。邦訳のない,ほかの本を併用するほかありません。(なお,本書の原著はさらに新しい版が出ているようです。) 筆者は,R(GNU S)を使って,この本のいくつかの章をフォローしてみました。グラフィックなど,一部,S-PLUS特有の記述がありますが,本質的な部分は,Rで行けます。
本の中で作者自身も「連載でついて行けていた人は想像力豊か」なんて 書いてしまっているほど、ジャンプ掲載時には話がこんがらがって よく分からなくなってしまった作品です。 すぐに終わってしまったので未消化な部分もある上に、ストーリーも途中からややこしく、 そしてヒロインが出てこないままに終わってしまった、なんていうマンガですが まとめて読んでみれば「うーん、もうちょっと続いてたら面白くなってたんじゃないかなぁ」と思えます。 いとうみきおのマンガは発行部数が少ないのか、あまり見かけないので 読んだことが無いという方も多いかも知れませんが、オススメですよ。
確率・統計論などあまり重視せず、むしろ流体力学などに使われる(偏)微分方程式の応用を用いて金融工学の基本公式(ブラック・ショールズ方程式)を導出する本。日本の教育ではあまり確率方程式などを扱わないので、確率方程式に馴れていない多くの理系大学生レベルの読者には非常に有効かつわかりやすいと思う。また、余計な内容がなく、本自体が薄いので短時間に読み解くにも非常に良い。
ちょうど、HBを利用して、天然酵母にも興味をもち、使うようになり、その次は国産小麦が気になるようになり、購入しました。
私にはまだ敷居が高すぎました。温度管理がしっかりできる発酵器を購入してから挑戦してみようかなと思います。
国産小麦の比較はとても詳しく、難しさについてものっています。筆者がナンブコムギを愛用してるため、レシピは基本的にナンブコムギで書かれています。
|