ＴＭネットワークの木根尚登原作のオリジナルファンタジーアニメーションがついにＤＶＤで登場。主人公のキャロルがロンドンを舞台とし、仲間と共に魔界の怪物に奪われた音を取り返すというストーリーがレトロで良いと思います。音楽はなんと小室哲哉が担当し、声優としては宇都宮隆がつとめ、原作を木根尚登というＴＭネットワークの世界観が味わえるというファンにはたまらない作品です。
初っ端から笑いっぱなしでした。
ＴＭファンなら馴染みのあの方を相棒に、新ＴＭを見つけるために冒険(笑)に出ます。
ＴＭＮの仲の良さ、木根さんの人柄が良くわかる一冊になっています。
ただ残念な事に、宇都宮さんと小室さんの良い所はとても良く書かれているのに対し、ご本人の事は（当たり前かもしれませんが）ちゃかして書いてあります。
それが木根ファンとしては歯がゆい所です。
でも、そこが木根さんらしいな、と木根ファンなら納得する部分なのでしょうが…
ＴＭの馴染みの方たちや、ＴＭの源中の源が分かる一冊ですので、ＴＭのコアファンは読んで見られてはいかがでしょうか。
そして小説家・木根ファンの方も、木根さんが本を書く切っ掛けになった話も載っていますので、読んで見られるのもいいかもしれません。
少なくとも私は、この本を大切にしようと思っています。
木根さんの20th ベストアルバムの1枚です。
ウツ系FANKSなので初めて、キネさんのアルバムを購入しました。
なんだか、同感するような歌詞が素敵です。
アルバムの全体の印象としては今作は20周年時までの最先端の音を目指した曲創りでは無い事を感じました。
正にアルバムタイトルが指している(TMより以前の)時期を指すような、ある種なつかしい感じのする曲がつまっています。
CDには"藤井徹貫"氏のライナーノーツが投入されています。これを読んでなつかしい感じがする理由に納得しました。
この中で小室さんがレコーディング時に「SPEEDWAY」のサードアルバムである事を何度か話していた事が触れられていました。
2曲目の「DVING」もウツと木根さんによるアコギで一緒に弾いて収録したそうです。
その他にもいろいろありますが詳しい事は皆さんがCDを手にした時の楽しみに触れずにしておきます。
1曲目の「ACTION」から小室リズム全快！な感じです。行動しよう的なメッセージの感じの歌詞も良いです。
出だしとしてアルバムの期待感が高まりました。
個人的に好きなのは4曲目「RED CARPET」です。
シンセ音も、アナログ的な効果をねらった音色を選んでいる感じで、こういった音色が私は好みです。
「PRIDE IN THE WIND」「夏の終わり」はせつない感じの落ち着いた曲調。
「TEENAGE」は、さわやかな曲ですね。
「WELCOME BACK 2」と「N43」は(1983 Edit)といっても曲自体の印象が変わるEditでないと私は感じました。
「ELECTRIC MUSIC」「MALIBU」はインスト曲。
小室さんのかつてのプログレ小僧ぶり(悪い意味ではありません)な曲ですね。
余談かも知れませんが私もインスト曲の楽しさを知ったのはなにを隠そう小室さんの曲の影響が大きいです。
特に「ELECTRIC MUSIC」が良いです。
「YOU CAN FIND」も作詞はあったそうですが…ピアノ曲となってます。
個人的には最後の方あと、もう一曲ウツのボーカル入りが欲しかったです。
しかしアルバムで初めて聴く曲が多いのでトータルとしては満足なアルバムと私は感じました。
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