代表的な手塚アニメ作品
近作まで網羅しています。
コロムビアから発売されていた
従来のベスト盤だと
ディスク1の構成〜昭和50年代あたりまで
だったのですが
今回二枚組になったおかげで
ディスク2収録分〜平成近年まで
のコロムビア音源が収録されました。
(初期の分は一部コロムビアカバーVer有)
お気に入りは
海底超特急マリン・エクスプレス の二曲です。
主題歌や副主題歌はたびたびCD化されてきたが、挿入歌と(一部は既にCD化されたが、廃盤となっている)、
劇伴音楽、テレビサイズ主題歌はこれが初めてのCD化だ。
ソング・コレクションは良曲ばかりで、さすが越部信義さんが手懸けたメロディーです。
それに加え歌手にも恵まれており、謎の外国人少年歌手・スティーブン・トートさんの舌足らずな歌声は、
逆に少年らしく主人公に重ねて聴くことが出来ます。
副主題歌などを歌われる大杉久美子さんは、1977年というと「あらいぐまラスカル」と同時期くらいに歌われました。
さすがアニソン四天王の一人!と思わせるくらい美しい歌声で、副主題歌では母親のように優しく歌い、
挿入歌では友達の少女のように活発に歌っているので、そのギャップ(歌い分け)にも驚かされます。
ささきいさおさんも1曲参加されていますが、これもまさにクール!和製プレスリーと言われる所以がわかります。
ミュージック・コレクションでは、越部信義さんの腕が光っており、作品に引き込まれるような劇伴音楽で、聴いている者を飽きさせません。
その上、当時にしては珍しくステレオで録音されており、今回のアルバムでは最新の技術でリマスタリングされたのでとても高音質です。
作品を知らない人でも楽しめる一枚だと思います。
ジャケも当時の物の復刻になってます。
テイチクカヴァー版多数なので
レコード音源としたら
凄くレア度高いかも知れません。
手塚治虫のCD物としたら
ちとマニアックすぎかも・・・
個人の好みでしょうね
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