新作映画が制作される度に「ファンでなくても楽しめる作品」とコメントされてきましたが、本作こそ(エピソード0でもあるので)そう言える出来映えではないでしょうか。 ファンとしては、制作発表から公開まで様々な情報や憶測が飛び交い、あまり期待していませんでしたが、いい意味で大きく裏切られましたね。 とにかくTOSや他のシリーズへのオマージュが至るところにあふれています。 ここで列挙はしませんが、お気に入りは「トランスワープ転送の方程式」での老スポックとスコッティのやりとり。 感心したのはクリストファー・パイクというキャラクターの描き方です。 B型エンタープライズのジョン・ハリマンの様ではなく、かと言ってカーク以上にヒーロー的ではいけませんからね。 『歪んだ楽園』『タロス星の幻怪人』のイメージを損なう事なく上手く描けていると思います。 台詞や言動などにもエピソードへのオマージュがあります。
そして七人のクルーたち。 もう「ニヤリ」の連発(ウフーラにはビックリしましたが)でしたね。 特にスールー(カトウ)の活躍ぶりは嬉しかったです。 「将来大物」の片鱗を見れました。 VGR『伝説のミスター・カトウ』でトゥヴォックに言っていた「…長年仕えた上官だ…命を救われた事も一度や二度ではない」の一度目だったのですね。
脚本家によると「アーチャー提督」とはジョナサン・アーチャーその人(いくつや!?)だそうです。 次作で登場か? 犬(言語ではビーグル犬)はポートスの子孫か?
リ・イマジネーションと言われていますが、これは歴とした『ネメシス』の8年後からの物語であり、アーチャーのいた22世紀の未来であると思います。 「TOSは無かった事になっている」のではありません。
巷で話題のR2-D2とトリブルについては早くソフトで検証したいです。 それと未公開シーンを見てみたいですね。
追記 R2-D2、ホントにいました。 バルカン星に到着直後、撃沈された艦隊の残骸に混じって、ビューワー越しに画面下中央から左へ、ほんの数コマですが…。 00:47:39です。
回を追うごとにストーリーが緊迫していったSFドラマ「スタートレック ディープ・スペース・ナイン」の、いわば癒し系キャラ、ヴィック・フォンテイン。彼は、このドラマの中にホログラム映像として(つまり、ドラマの中でも実在の人物ではない)登場し、ほかのキャラクター達を癒したり元気づけたりする。気付くと私自身、登場人物と一緒に癒されていた。そんな彼の歌声をCDで聴けるのが嬉しい。スタートレックのファンのみならず、スタンダードナンバーの好きな人ならきっと気に入る一枚だ。
ノーマルカラーバージョンを所有してましたので、比較するために購入しました。 もともと造りのよさは理解していましたが、2隻並べて比較すると、なかなか壮観で非常に楽しいです。 是非、2種類そろえてください。
70年代から90年代にかけて クイズマニアにとって最大の番組となった アメリカ横断ウルトラクイズのサントラ盤。 アレンジが変わってしまい、また発売後しばらくして 番組が終了してしまったのが惜しまれる。
『スタートレック映画至上、最高評価』は、偽りではありません。
オープニングから、いきなり飛ばします。 涙します!!
そこから、息もつかせぬ展開で、観ていて全く飽きが来ません。
「素晴らしい」の一言では、言い尽くすことができません。
昔から、『(CGを駆使した)アクションは、「スター・ウォーズ」の方が凄い!!』と云われていましたが、今回の「スタートレック」は、アクションも引けを取りません!!
〔因みに、CGを使わないアクション映画は、個人的には「チョコレート・ファイター」とか「チョコレート・ソルジャー(Raging Phoenix)※」が一番です。〕
この映画は、「スタートレック☆ザ・ビギニング」と云われるもので、最近流行のシリーズものの原点(始まり)を描いており、初心者の方にも充分楽しめます。
しかし、従来のファンであるトレッキーと云われる人たちのためにも、「STAR TREK ; Count Down(洋書)」というコミックも発売されており、前作からの流れにも考慮されています(J・J・エイブラムス公認)。
このコミック「スタートレック・カウントダウン」は、前作「スタートレック ネメシス」から今回の「スタートレック(2009)」の間のロミュラン帝国の崩壊からネロ&スポックがタイムトラベルする迄が描かれているからです。
個人的には、この「カウントダウン」を映像化したものがあるなら、特典ディスクに収録してほしい。
それが無いのなら、アニメや「TVスペシャル版」でもいいから、新たに製作することを切に願います。
※】映画「チョコレート・ソルジャー(Raging Phoenix)」=2011年5月14日開催の「1st THAILAND STUNT AWARDS」の“BEST FIGHT AWARD”&“BEST STUNT by A STUNT WOMAN AWARD”受賞作品。
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