内容については他の方のレビューに任せるとして・・・
一つ言える事は「画質が悪い!」 それだけです。
The meaning of life は、無意味って事ではないと思う。 むしろ不条理なんだろう。 こんなもので心安らぐ自分がナンセンス。 ナンセンスではあるが穏健で正気だとおもう。 善良でさえある。 昔気質なだけかもしれないけど。 あー、・・やっぱ毒されているだけかなあ。 どっちにしろ人生のくだらなさを確認するためなら、もっと適切な映画があるんだし。
モンティパイソンの劇場用映画は他にも数本制作されているが、聖杯伝説やらキリスト教やらネタ元が日本人には分かりずらいのが多いなかで、本作は生きる意味をモチーフにしているので、最も一般受けし易い作品・・・・なのかな。 が、テーマが分かり易いというだけで、本当にこれ、カンヌ国際映画祭審査員特別賞受賞作なのかよと言いたくなるくらい、映像的に過激な作品となっています。SEXネタに内蔵ぶちまけの医者ネタに本作と言えばコレ!ともいうべきゲロ大噴射ネタ・・・。コメディ映画として笑える笑えないという以前に映像のインパクトが凄いのでそれだけでも見ごたえはある。誰にでも勧められる作品では決っしてないが、英国の至宝、モンティパイソンとは何ぞやという問いに明確に応えている作品だと思われるので、モンティ映画どれか一本となれば間違いなく本作だ!
円熟のパイソンワールド炸裂で、エリック・アイドルをはじめとした歌も最高ですよ。 ♪「Every Sperm Is Sacred(すべての精子は神聖)」では、子供たちから教会のマリア像までが大合唱してしまう一大ミュージカルとなり、テーマ曲の♪「Meaning Of Life」もとてもカッコイイ!! レストランでエリックが歌う♪「Penis Song(ペニス・ソング)」も思わず噴き出しちゃいます。 また、♪「Galaxy Song」はいつ聞いても元気になれる感動の名曲です!! 人間の「誕生~死」までをパイソンズ流の笑いとはちゃめちゃ(セックスの実演授業はあるわ、強制的な臓器移植で血しぶきは飛ぶわで、ものすごいです!)で描きながら、最後にはちょっと哀しい(?)気持ちも残ります。 パイソンズが描く天国も必見ですよ(笑) これを見た後で、パイソンズのCD「Monty Python Sings 」を聞くのも、おすすめですよ。
人生ってことをテーマにするとこんなネタになるの?
セックスがネタになるのはわかるとしても、ゲロネタって・・・ジョン・ウォータズ並の悪趣味だ。
悪趣味の表現に関して言えば、映画ならではの様な気もするので、この作品の存在意義は実際そんなところかもしれません。
他にも出産シーンや足を食いちぎられた人とのコント等ちょっとテレビ向きじゃないシーンが結構あります。
と言いながらも戦争もののスケッチ群は結構面白かった。
パイソンズならではのとぼけたやりとりにマッタリしたいところ。
最初の老人ネタはテレビシリーズでやってた老人がぐれちゃうってやつのが面白かった気がするな。
だけどあとで別のシーンにつなげたりしてけっこうそれなりに楽しい作りにしてますけどね。
パイソンズからすると極北の趣はあるけれどもパイソンズファンもジョン・ウォーターズファンも一見の価値はありそうですね。
今の1500円の廉価シリーズでは更に特典映像とかコメンタリーとかがあるみたいなので、そっち買った方がいいです。
|