「思春期」人気ですね。いくつものエピソードがやかましくも愛らしく綴られていくストーリーは、さすがトリュフォーというところです。この5枚組BOXは十分にお買い得なラインナップですが、特に注目タイトルは「恋愛日記」でしょう。トリュフォーの内なる暗やみと、人生という物語への愛が折り重なる傑作です。裏ベスト1ではないかしら。
私には哲学的、文学的な素養が無いので、そういう部分に関しては他のレビューにお任せするとして、特に「「セックスというお仕事」と自己決定権」という論文に感銘を受けました。私は個人的にフェミニストが嫌いでしたが、自分が彼らの何に対してもやもやとした感情を抱いていたのかが分かった気がしました。
他にも、「教養」や「自立」といったものについても非常にクリアに考えを述べていて、読んでいて心地良く、何か自分の気持ちを代弁してもらっているようでした。
しかし一方で、心地よすぎて少々怖い感じもしました。私が未熟なだけかもしれませんが、著者の言うことに賛同しすぎて盲目的にならないように、読後は少し懐疑的に内容を吟味した方が良さそうな気がしますし、おそらく著者もそれを望んでいると思います。
今回のシングルはアニメのタイアップってこともあって、あまり期待してなかったが、いやあ実質的『大人はわかってくれない 』がメインなんやろうね。タムパンまじうまい!!最近は『結果オーライ』といい彼女のかく曲のほうが好きだ。歌詞がえび中と合っている、タムパンが思春期を思い出してかいてるのかな?だとしたら説得力がある。話はソレまくるが、めざましライブ2012での 『大人はわかってくれない 』がYouTubeでアップされているから、まだの人は是非聴いてほしい。おそらく出だしの真山の気合いの歌声にココバットを喰らったみたいに撃沈するでしょう。えび中はロックチューンがよく似合う。ぁぃぁぃのドスの効いたパワーヴォーカルが強みだし、みれい、ひなた、あやかetcみな個性のある声がよくマッチしている。わざわざガールズロックユニットなんて呼ぶ必要はこの子たちにはいらないだろうwwww。はーチェキェラッチョ〜
リンクスはこのCDで始めて聞きました。 フルートの4重奏はとてもバランスが良く 気分を良くしてくれます。 特に1曲目の"千と千尋"と2曲目の"魔女の宅急便"は おすすめ! 聞く人にきっとさわやかな風を運んでくれると思います。
野火ノビタ=榎本ナリコ氏による批評集成本。(同人誌で発表済みのものと書き下ろしもあり)エヴァ、幽白、やおいについて真面目に語る内容は読み応えがあります。特にやおい論については同じくやおい愛好家としては非常にフムフムと納得でき、わかりやすい分析に感動することしきり。女性ならではの視線=「関係性への同一化」には目の覚める思いがしました。何よりご本人がオタクであることを自認されておられる姿はすがすがしいです。おススメです!
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