簡単に物語を説明すると……
死界ー死んだ人間の魂が無になる前に必ず堕ちる現実と無の狭間。本当の死(無)になる前の無間地獄。 死界で鬼たちによって殺されることで深い階層に堕ちていき最終的には人の魂は無に帰すのだった。死界から魂を救いだし現世に連れ帰ることが出来るソウルリヴァイヴをしている2人が自分たちも死ぬ(無)に帰す一歩手前の状態になって死界に迷い込んだ魂を救済するため鬼たちと戦うお話です。
藤沢とおる氏が原作の物語はテンポが良く、設定も面白いと感じました。 秋重学氏が作画担当ですが絵は綺麗ではないです。 特にアクションシーンではキャラの顔が歪んでますし、遠目から見た鬼や主人公2人の姿も上手く描かれていません。全体的に人物の描写は微妙です。 逆に銃器や車、建物などは細部まで描かれていて綺麗だと感じました。
物語自体は面白いし、作画も悪くはないので十分に楽しめました。
読んでいて久々にガツンと来ました。 娘を暴行した男と決闘する為に必死で体を鍛える40過ぎのおっさんが滅茶苦茶カッコいいです。 娘を想うおっさんのパワーに感動し、少しづつおっさんが鍛えられていくのにワクワクしました。 全てを知りながら何も知らない振りをする奥さんの表情にも地味にやられました。 家族の為に頑張る人の話、主人公がパワーアップしていく話、おじさんが頑張る話 どれか一つでもほんの少しでも興味合ったら是非読んでみてください。 価格分出す価値あります、次の刊が出るのが楽しみでなりません。
3巻あたりで主要キャラも揃ってきてこれからいろんな展開が
あるのかと期待していたけど、結構あっさり4巻で完結なんですね。
あー、もう終わっちゃった、って感じでした。
3人(片瀬・蓬田・篠原)にも愛着がわいてきた頃だったので
ちょっと寂しいですね。
もうちょっと展開引っ張って10巻くらいまであったらな。(無理?)
ストーリーは、青春時代にバンドをやったことのある人なら
共感できる内容で、WEEZER、くるりなど劇中に出てくる選曲は
私好みだったので想像しながら読めてよかったです。
WEEZERの新作とのコラボで初めてこの漫画を知って読みましたが
女の子が読んでも楽しめると思います。
青春時代にバンドやってる男子に憧れた経験があればヒロインに
感情移入できるかもしれません。
トレーニング終了して、娘へ暴力をふるった石原への挑戦が始まります。
スンシン達青年5人だけでなく、スンシン通う学校の学友達、トレーニングを
見守り続けた観衆達に協力・応援されながら石原や暴力を黙認してきた教師
達との戦いが始まりました。
石原とのタイマンで先制パンチでダウンしたところから、娘への思いが
、ひた向きな愛情を感じます。こんなカッコいい父親でありたいと思います。
主人公タカオはアマチュアバンド「タトラ」のドラマー。 そして、タカオは高校二年生で青春真っ只中。 思春期の少年には様々な想いが同居している。 そんな青春の日常の1ページが切り取られた作品。 プロに絶対なってやるという意気込みまでないが、バンドは楽しい。 そのバンドの活動のために、バイトをしているから極貧生活。 好きだった娘がギャル化して、彼氏ができた。 友達同士が付き合うことになった。 他のバンドのお姉さんとSEXできるチャンスがあったけど童貞で失敗した。 周りが変わっていき、自分も変わらなくはと思うが、マイペースでも良いと思う。 自分も変わっていき、喜びながらも、それがどうしたとも思う。 そんなタカオの思春期の心境が読者に高校時代の青春を思い出させます。 川崎先生がタカオを通して読者に伝えたかったこと、 それは、 人は自分の成長に追われ、 周りの人が、どのように成長しているかはほとんど知らない。 知らない、 ということだけ人は 知っている ということだと私は感じました。 皆さんも本作で甘酸っぱい青春の扉をもう一度開いてみませんか?
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