勇者シリーズでは唯一コメディを前面に押し出した作品であり、登場する人間のキャラクターはとても魅力的です。中でも悪役なのに憎めないワルターが最高なのですが、人間のキャラクターが活躍しすぎて、勇者ロボが目立たなくなっているのが残念です。特にシルバーナイツは、単体での出番が少なく、合体するためだけに登場する回もあります。ロボットがもう少し魅力的になればよかったです。
勇者シリーズ最後の作品ということも多少はありますが、
このシリーズで一番印象に残っているのはやはりこのガオガイガーでした。
もうなにより「熱い」。
全編通して、ゾンダーとの戦いが1パターンで終わらないのが良かった。
毎回毎回何かしらの驚きがあり、発見があり、熱さがあり、
1話でのガオガイガー合体や「ヘルアンドヘブン」は衝撃を受けたものでした。
BOXを買おうかと思った時期もありましたが、資金の関係で見送り、
こうして廉価版が出てくれたおかげでコツコツ集めることが出来そうです。
現実に「心」を持った人工知能の研究がすすむ中で、人が生み出した「人と異なる」「心を持った存在」と、人はどう一緒に歩んでゆくべきか。その答えの1つがここにある。そしてぶっちゃけ、AIフェチもロリショタも腐女子もメカマニアもカワイイ女の子も、萌えの全てまでここにある!
懐かしくなってつい購入してしまいました。
大人買いで1と2両方一気に・・・。
今見てもストーリーや設定に色あせることない魅力を感じる作品です。
作曲者・田中公平をして「自分の一番お気に入りの曲」と言わしめた歌、米たにヨシトモ監督作詞によるオープニングテーマ「勇者王誕生!」はひたすらに熱く激しいロボットファン必聴の歌。全編オーケストラ調の雄大かつ繊細な音で迫るアバンタイトルからエンディングテーマまで、目を閉じて聞くとTV放映の映像が脳裏にフラッシュバックする。
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