24世紀の未来に武士道を貫く仮面の男ミスターブシドー。(このネーミングセンス大好き) そんな彼の専用機であるアヘッドサキガケ。 本編では結局2回しか戦いませんでしたが、OOを圧倒し、インパクトは強かったですね。 この商品は、スラリとしたHGと違ってアヘッドの歪なプロポーションをプッシュした造形になっています。
可動範囲は概ね良好。ですが、アゴを引くのは苦手です。(左右には回ります) ビームサーベルの両手持ちも可能で、上段から袈裟掛けに斬り下ろすポーズ位までなら可能です。(ただ、若干肩幅が広すぎるような気も…これが少しばかり両手持ちを妨げてしまいます) それでも、変わった体型なのに、よくこんなに動かせるなぁと感心してしまいました。
付属品は、刀が大小一本ずつ。剣の柄に接続できる長いケーブルと短いもの。ディフェンスロッド部が回せるようになっているシールド一つ。(これにはサーベルが一本納められるようになっています。「腋につける脇差」も再現できなくはないですが、それよりは足に付ける方が安定します。これは、買ったらわかると思います。) 手のパーツは充実している方でしょう。
素立ちはHGの方がかっこいいですが、こちらは動きのあるポーズが決まります。 耐久度もあるので、結構遊べると思います。
泣きゲー、欝ゲーを求めて色々なレビュー、感想等を参考に購入してみました。 良かった所・印象に残った所、関西弁・・・。これだけはホント良かった。ストーリー、サウンドは評判程クルモノが無かった。ストーリーは智子中心だし、まりもストーリーはノーマルENDなのに痛いし、音楽はそれなりで歌系は微妙、私的に歌は中の下位。サントラと併せて購入したが、正直な所失敗したなと思った。 またいつの日か君望、天いな、Fateみたいな作品に出会えますように・・・。
劇中ではオリジナルセブンとは違ったゴッツイ!いい感じのヨロイとして活躍していたこのヴォルケインが
やっとこさ商品として出ました!
マントのダメージ感もいいですし劇中ではお目にかかれなかった(?)マント無しの姿も素晴らしいデザインになっております。(マントの取り付けはちこっと大変ですが)
ただ、欲張りな意見ではありますが武装がハンドガン、ライフル、ビームランチャーのみというのが少し寂しい気もしました。劇中の終盤のイメージが強い私にとって武器が三つしかないのはあれれ?と、まぁ商品の説明を事前に確認しろとのことですが。それでも身の丈よりもデカいビームランチャーは素晴らしいものです。
体のプロポーションもばっちりです、踵とつま先が可動できるので立ちポージングから屈むのもバランスをとり易くなっております。
個人的に印象的なコックピットの閉開があれば満足でした。
以上無駄な欲張り意見でした、失礼。m(_ _)m
関西弁キタ!!!
ヒロインが全員関西弁、というありそうでなかった作品、それが「世界ノ全テ」です。いや〜本当に素晴らしいですね。数多くこの手の作品をプレイしている人なら食傷気味のありふれたセリフが、ただ関西弁というだけで新鮮なものに感じられました。この作品の成功は、関西弁に因るところが大きいと思います。では、それ以外の部分も。
シナリオは3本ありますが、それら全てが、メインヒロインである智子のシナリオを骨子としているため、実質的には1本のシナリオを別の視点から眺める形式となります。
ただ、別の視点から眺めると言っても、その視点があまりにも近すぎる、主人公の心理状態もほぼ共通であるため、違いが殆ど感じられませんでした。それぞれのシナリオの最後だけ無理矢理挿げ替えた感じ。繰り返しプレイすることを前提に作られたゲームとして、この構成は少しマイナスです。
その分と言っては何ですが、智子のシナリオは素晴らしいの一言。様々なレベルにおいて「世界ノ全テ」というタイトルの意味が提示されています。
それは、「僕の見えるものだけが世界ノ全テに感じられた」という意味だったり。
物理的な意味での閉じられた空間だったり。
そして、物語の最後に示される本当の意味。
それらの全てがプレイヤーにとって「山」なのですが、それを越えても山がある。一体どこで落ちるんだ?とプレイヤーは暗闇の中を手探りで歩くような気分になります。それだけに、クライマックスは切ないけれども、明るい。優しい光のようでした。
そして、物語と密接に関わりあう音楽。特に『freewill』と『未完成の城』は秀逸。
最後に、この作品は主人公が弱くて弱くてどうしようもありません。肝心な時に何も出来ず、ただ無力感に苛まれる主人公。ディスプレイの向こう側でただ見守っているだけの僕たちには歯がゆくてしょうがないのですが、その一方で共感も感じていました。
これは、青春を描くということのリアリティだと思います。むしろ、普通の主人公が格好良すぎるだけで。そういうことを考えながらプレイしてもらえると、イライラしなくて済むのではないでしょうか。
まったく、愚直なくらいに素直で、書きたいことを全てぶち込んだ、バランス無視の愛すべきゲームだと僕は思います。
期待が先行しすぎて、ちょっとなぁ・・といった感じ。話はまあまあ、音楽とビジュアルはいいので、小説を読む感じではいいかもしれない。
戦闘がかなりうっとおしいので、腹が立つかもしれません。パッチ当てないと敵の攻撃で一撃死があるので、買ったらパッチを即当てることをオススメします。
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