面白いです。
いきなりこの巻から入ると、目つきの悪い女の子が出てくる漫画に見えますが、
1巻から読むと、慣れます。
特色すべきは、日常感がうまく出ていることですね。
なんということはないことなんですけど、なかなかこれが描くとなると難しい。
そのあたり、熟練の筆で巧みに描かれています。
昔ほど派手に細かく書き込むシーンは少なくなりましたけども、それでも
絵が整理されたというか・・・・・・試しにセリフを無視して、ただ目で紙面を
追いかけてみると、素直に内容が頭に入ってきます。
ちなみに、このタイトルにある「X」は、「謎」というだけでなく、いろいろと
やってみよう、のXだと思います。なので、あんまりその辺はつつかない方が
いいような。
これもまた、マニアックな漫画なのかも知れません。
変なところで打ち切りになったりしませんように(願
趣味が「ハサミ」と言う奇妙な転校生の女の子に恋をしてしまった・・・
男の子と女の子。お互い惹かれ合い、お互いの「絆」をどのように「表現」すれば相手に伝わるのか?・・・・
彼女は「よだれ」によって気持ちを伝え、相手の気持ちも理解できる。そんな能力を持った女の子に、惹かれてしまった男の子。
「キス」もしたければ、「それ以上のこと」もしたいと思う、お年頃のお話です。
「恋愛漫画」との括りで、片づけたくないストーリーと、主人公の「奇行」の中にも感じ取れる、微笑ましい愛情表現。
不思議で微笑ましく思えるお話です。
前の方と重なるのですが、なぜこれで終わるのか釈然としません。キャラ、ストーリー、独自のセンスどれを取ってもイイ感じだったのに。政治の力?植芝氏の健康問題?邪道だけどいろんな勘繰りをしてしまう。納得いかない終わり方に☆1コ減点。
限定版と通常版との差額を気にしない人は買ってみても良いでしょう。 8巻中の2編をドラマ化したのと、キャスト&監督のどうでもいいトークが収録されたやけに短時間のCDです。 本業が女優という吉谷彩子さんが卜部を演じておられます。 やはり、声優と俳優女優というのは全く別のスキルが必要だって事実が叩きつけられる出来上がりになっていますw 演技の自然と不自然の在り方が、2つの職業ではあまりに違うのでしょう。 舞台の経験が豊富な方なら声優にも順応が早いでしょうが、普通の俳優女優はアニメ作品では異物と化します。 それを演出意図として使うならまー、仕方ないですけど。 2000円も出してこんなの聞かされたこのやり場のない切なさは同じ講談社の「さんかれあ」以上です。 表紙のイラストは良かったですし、本編の内容もそこそこだったので☆3つで。
最後に、安易なアニメ化で、この良作がオワコン扱いされないように、 浮かれ気分でトークしてた監督には責任を持って臨んで欲しいものです。
ディスコミでは独特のセンスのコマ割・ストーリーだった。 けど、夢使いではストーリーの主題がストレートになり、謎かのではコマ割りも一般的になってる。見開きの異世界描写はしばらく無いかなぁ。
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