「晴耕雨読」の身も数年になるが、先日、ウィークディに郊外の大型書店を尋ねて、改めて平日なのに若い人の多いのにちょっと心配になった。「彼らは果たして働いているのだろうか?」 というのも、最近発刊された本で「これでいいのか北海道札幌市」と題したマガジンで、「すでに滅んでいるパラダイス札幌」という副題まで付いている。つい購入してじっくり読んでいると、頷ける部分がかなりあった。
「無職でもしょうがない、生活保護があるさ」、「大変な市の財政事情、ただし市民は上の空」、「うすーい学業意識、《大志》とは無縁の子供たち」、「経済はどん底なのにそんなに能天気で大丈夫?」と批判的な内容が並ぶ。 種々の文献やデータの分析に基づいており、まんざらいい加減な主張ばかりではない。 雇用・有効求人倍率の低さ、失業者・ニートの多さ、未婚率・離婚率の高さ、「いつまで経っても道路工事が終わらない」公共事業と中央依存度の高さ、貯蓄率の低さ、年金・国保不払い率の高さ、税金滞納率の高さ、企業倒産率の高さ、全国学力テストランキング最下位、などなどあげつらうと切りがない。
いつも札幌は全国的に「いつかは住んでみたい街」のトップに位置しているが、多分願望だけだろう。 「道民はおおらかでよそ者にやさしい」とあるが、単にものぐさで、他人に深く関わろうとしない気質の現われなのである。
昔、北海道に単身赴任するサラリーマンは「島流しで一度泣き、離れがたくてもう一度泣く」という暢気な「二度泣き」説があったが、「おおらかでよそ者にやさしい」という道産子気質は、気がつかないのか、気にしないのか結局、中央依存の「寄らば大樹」の気質に重層したままになっている。
札幌市民は、自分の身近にいる人間や身の回り以外のことに無関心が過ぎる。 つい先日、札幌市白石区のマンションで、障害者年金だけで暮らす40歳過ぎの姉妹が、電気もガスも止められて凍死したという、まことに痛ましい事件が飛び込んで来た。 区役所の生活保護担当に、3度出向いても生活保護は認定されなかったようだ。こんな都会砂漠のような事故が、唖然と起こっても、札幌市民は他人の出来事で、いっとき「可愛そう。」で終わってしまい、何が問題なのか深く考えることもない。ほんとうに他人事でいいのだろうか。
形骸化した建前だけの行政と、親身な心からのケアの感じられないセーフティネットは、こんな煉獄を生んでいる。地域には「あそこに連絡さえすれば何とかなる」というような、ほんとうの駆け込み寺は無いのだ。 行政には、各区単位に福祉相談員制度があるにはあるが、うまく機能していない。更に各町内会には民生委員という福祉ボランティアもいるが、それぞれが情報不足に陥っている。 これからは官の組織でなく、金銭の支援を受けたNPO組織「いのちの輪(リング・オブ・ライフ)」を、民間の活力で作るべきだ。
総じて、道民は政治や経済に殆ど関心がなく、誰かがどうにかするだろうと思っている。 北海道開発予算は平成9年の10,059億円をピークに毎年減り続け、平成23年度は半分以下の4,460億円まで落ち込んでいる。経済成長率は既にマイナス成長に落ち込み、鉱工業生産高は伸びず、北海道のGDPも18兆円をピークに下降に向かっている。(ちなみに九州は47兆円である。) 失業率は5.5%に限りなく近づき、有効求人倍率も0.4倍から動かない。ウィークディの大型書店に若者が多いのも頷ける。
原発事故の話になるが、北電のやらせはあんなもので幕引きを謀ったのか。高橋はるみ知事も減給1カ月でジ・エンドなのか。何とも道産子の「忘却とは、忘れ去ることなり。」の性癖よろしく、何の尾を引くこともないのか。 原発事故報道や泊原発を廃炉にする活動も何か沈静化してしまったような錯覚と印象に捕らわれるのは筆者だけか。福島県の佐藤知事の「首相の収束発言は遺憾だ」も、もっと強い論調で述べて欲しかった。
ネガティブのオンパレードだったが、最後に私案を披露したい。 世界No1企業アップル社のスティーブ・ジョブズが、アップル社を一度追われた後、ピクサーという会社を買収し、「トイストーリー」アニメで会社を大きくしたが、札幌も地価の安さだけを生かしたコールセンターやデータセンターばかりでなく、「札幌っ子」の性格にフィットしたエンターティンメント型ディジタル・コンテンツの一大集積地を郊外で展開すべきと考えている。官の臭いのサッポロバレーやテクノパークなんかでなく、100%民間活力でやれたら面白い。
ながされて藍蘭島の初のキャラソンってことでどんなもんだろうと思って買ってみましたが…いやいや、最高だ、素晴らしいです。キャラクターの個性がそれぞれ生かされてますね。なんと言ってもオススメは、巫女姉妹(まちとあやね)が歌うUniteという歌!あやね役千葉紗子さんがハジケてて可愛いです。
まさか白石稔(白石みのる)が田中昌之のパートをやるとは驚きました。オレはてっきりあきら様(今野宏美)がサビを熱唱するだろうと思ってました。その意外性は高く評価をしたいところですが、予想を裏切った事で☆3点という事で…。しかし、白石稔歌上手いっす!
PSP版のドラマCDという事ですが、作中に使われている音楽は100%PS版の女神異聞録ペルソナのものです。PSP版の新曲よりもペルソナ世界を際出させてくれているPSオリジナルの曲の方が断然良い味を出してくれています。
声優さんは、神取役の小杉十郎太さん以外、かつてのドラマCDで出演されていた方から一新されていますが特に違和感はありません。似たような声の方を選ばれたのでしょうか?
お話はゲームの開始以前の麻希の妄想?の世界。メインキャラは全員登場します。楽しさの中にあるイビツさが不思議な世界を形作ってくれています。
聴き所は「小杉十郎太さん」です。私ははじめ分からなかった…。
DSという事で音割れがあったり画像が多少荒いのは仕方ないと思いますが、
DSの売りであるタッチ機能がほとんどないというのは・・・。
正直、DSの機能を活かしきれていない感じです。
これなら初めからタッチ機能を入れないか、音・画像共にきれいなPSPで出した方が良かったと思います。
呼んでもらえる名前も候補が少ない上に微妙なものばかりだし、
ずっとタッチペン操作なので、ミニゲームがPS2版に比べてやり辛い気がします。
個人的には、PS2版であったオマケのミニドラマモードがなくなっているのも残念です。
その代わり、パスワード入力で特別なボイスを手に入れる事が出来るようにはなっていますが。
ただ、PS2版に追加要素が加わり更に甘いものになっているので、内容自体は満足できるものでした。
新たに加わった『友達の話題』と『夢の話題』が良い感じです。
キャラ達の新たな一面が見れて良いかと。
PS2版であった序盤のキャラの冷たさも解消されており、その点もうれしいですね。
内容は良いだけに、操作面や名前候補に難があるのが非常に残念です。
内容だけで言えば星5つ分の面白さがあるので。
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