こちらの「鋼鉄天使くるみ2式(平成13年4〜6月)」は、少女が主人公・舞台が現代・鋼鉄天使3人が「2人のご主人様に分かれている」・そのご主人様2人も「仲が良い」と言う点で、この前の版(平成11年10月〜平成12年4月)と大いに差があり、「少女マンガ風のくるみ」と言われた印象があるような気もします。(絵もかなり変わったようですね)
曲はOPが「1」、EDが「25」と、両方揃いましたね。ちなみにこちらでは紹介の無かった「STEEL ANGELS」とは、件の「鋼鉄天使3人」(榎本温子・田中理恵・倉田雅世)の声優ユニットです。
大正時代を舞台にした前作より約80年ほど後、「現代」を舞台にした
シリーズ2期目。新たに目覚めたアンドロイド「2式シリーズ」達と
主人公の少女とのドタバタホームドラマといった感じで、『鋼鉄天使の使命』
『術者(主人公)との恋愛』等が前面にだされていた前作と比べると
日常描写がアップし、作風の違いが見られます。キャラクターの
魅力は健在なのですがストーリーが弱くなった事はいなめず、作画
レベルの低下も見られる事から「続編」として見るとちょっと評価は
低めになるのかなっと思います。ただ純粋にコメディ・アニメとして
みれば十分に楽しめる内容だと思います
サウンドトラック1と同じく鋼鉄天使くるみ2式のBGM集と声優さん達のトークに加えてこのサウンドトラックには鋼鉄天使くるみ零のBGM集も収録されています。特にお勧めしたいのは鋼鉄天使くるみ零のBGMで美しく心に響く旋律はクラシックをあまり聴かない人も一度は聞いてみる事をお勧めします。ファンは勿論、この作品を知らない人にも是非聞いてもらいたい一枚です。
リズミカルで広がりのある、何度聴いてもワクワクできるメロディーを
練りに練ったアレンジで聴かせるところが魅力だったのに、
何でよりによってテクノ/トランス調の単調なアレンジにしたのか理解できない。
これはこれでスピード感があるから「2パターン聴ける」と思えばいいのかも知れないが、
原曲の魅力が半減している感は否めない。
救いは、多分だけどヴォーカルも歌い直しているところ。
エンディング曲が、際立った名曲ではないが爽やかでハートフルな佳曲なので
星を一つ追加したが、正直言ってオープニング曲だけだったら星三つにしていた。
後は、2曲ともフル・コーラスとTVサイズ、
カラオケ版が用意されているところがシングルとしての魅力か。
元のオープニング曲が名曲過ぎて、こっちのシングルが割を食ってるのかも知れない。
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