Michael Beard は47歳にしてノーベル物理学賞を受賞した科学者。彼のその後が50代後半から60代前半にわたって、2000年、2005年、2009年の三章で描かれている。 彼は地球温暖化問題にとりくみ、太陽光利用を考案している。北極にのりこんだり、アメリカにも渡る。しかし彼の現在のありようは過去の栄光によりかかっているところが大きい。 一方では5人目の妻との確執をかかえ、そのキャリアからは想像しがたいような行動も起こす。年齢を重ねるにつれて、食生活から健康問題も憂う。
総じて、この作品を通して作者はなにを伝えたかったのか。科学分野の難解さもさることながら、その本質が私には見えてこなかった。さまざまな問題をかかえる現代社会の中の知識人の葛藤、ということもできようが、Beard の誠実さを欠く人間性には承服しかねる部分が多かった。
夜、自転車を乗るとき、安全のためにはやはり点滅式のテールランプがほしいと思い、衝動買いをしたのがこれです。
しかし、失敗しました!
というのも、写真にはありませんが、60-70mmと長めの取り付け用のパーツがついているのですが、後部のフレーム部分につけようとしましたが、自転車のフレームが細すぎて取りつけることができませんでした。それではと、説明書にあったようにサドル下部のフレームにつけようとしましたが、今後はサドルバッグがじゃまでつけられません。
仕方がないので、もともとついていたテール用反射板をはずし、テールランプの台座だけを使い、なんとか取りつけに成功。取りつけられたからいいものの、無駄になるところでした。
結局、付属のパーツは使わなかったことと、取りつけ位置が予定したよりスポークに近いことが少し気になります…。 それでマイナス1とさせていただきました。
それ以外は申し分ないです。明るさも十分。LEDが切れるまでつかえるのだから、とても経済的です。
プレイした感想は操作などストレスなく楽しませて頂きました。
いろいろなゲームをプレイしてきた中では非常に出来が良い作品だと思います。
ゲーム内の世界観・戦闘等もバランス良く、風景が綺麗ですね。
もし改善して欲しい点をあげるとするならば種族をもっともっと増やして固有ユニットも種類豊富に作って頂きたいですね。
今を逃してはなかなか手に入らなくなる作品ではなかろうかと予想できます。
迷うなら間違いなく買うほうが良いでしょうね。プレイすれば分かります。
喫緊の課題であるエネルギー問題を中心にした読みやすい小説。少しだけ推理小説風に展開もする話でした。主人公はノーベル賞をとってる割に人格的に問題のある男でノブレスオブリージ意識など欠片もないキャラクターで笑わせてくれるが、実は人類全体がこの男のような人間が人類を動かしているという著者からの警告ないし批判だとすると笑って済ます訳にはいかないコミカルな社会派の小説だと思いました。確かに自分のことを内省するとこの主人公のような部分、社会貢献に与しなければならないのに社会的矛盾のなかでお気楽に暮らしていて、後の世代につけを回すだけの存在であることを自覚し、嫌な気分になりました。もしかしたら他の読者の方もそういう人もいるのでは。ノーベル賞も人にあげるとこういう風になる可能性があるから、人より別のもの(特定の研究とか)にあげるべきだという批判も含まれているようにも思いました。 中心のエネルギーの問題に関しては、石油は戦争の原因になるからダメ、原発もリスクが高いからダメ(特に日本では洒落にならないですよね)、早く代替エネルギーを開発か発明すべきであると主張しているように感じました。石油に関してはあと地球にどのくらいあるか最先端の研究でもよく判らないと聞いたことがありますが、どうなっているのでしょうかね。昔みたいに暑くても寒くても我慢する時代に戻るのか、それとも人類が総力を挙げて新しい物を開発しなければならない岐路に立っているという著者の緊迫感が伝わってきましたが、私の深読みのし過ぎかも。 マキューアンは初期から割と知っていて、シリアスな小説が多いと思ってましたが、最新作の本書は表紙が軽妙な感じで少し驚きましたが、読んだら確かに軽妙で読みやすく、新境地開拓なのかと思いました(シリアスな部分もありましたが)。引き続き紹介してもらいたい作家のひとりです。
|