安定した面白さと不条理さと毒が良いですね。 でも残念なことに最終巻です。
相変わらず男運のない凶暴なかなこ、ドM男にすかれたり、ちょっと妥協し始めたか?と思いきや不器用なアニキと友達になったり、 そして、とうとうアノ男子高校生がかなこにアタックする。その結末は? 読後の印象は悪くなく、かと言って良くもなく、切なくもなく、 やっぱりかなこはこうでなくっちゃ! という感じ。
とても面白いので是非読んでみてください。
増村保蔵監督は我が郷土甲府が誇るカリスマ的な監督である。
増村監督の真骨頂を見せている作品は多々あるが、「動脈列島」に関しては社会派
的な作品として作った感が強い。
作品名は知っていたが観た事が無かったので、尻切れトンボ的な最後のシーンが惜し
まれる。
同じ題材を扱った作品としては、東映のアクション映画的な佐藤純弥監督の「新幹線
大爆破」の方が面白いと思う。
コアなファンならよくご存じの事でしょうが、「Another Door(前兆のB面)」と「And I believe in You(Are You Receiving MeのB面)」の2曲は、現在、このYEN BOX1の「It's a Y.T. World」でしか聴く事ができないのです。ドーナツ盤の「前兆」を持ってはいても、何年も前にレコードプレーヤーは廃棄処分。「Another Door」をどうしても聴きたいが、この1曲を聴くためだけに5万5千円は高すぎる。そんな悩みをお持ちの方はたくさんいるはず(?)。今回、かなり思いきって購入しましたが、大正解の大満足です。毎日、どっぷり鬱なこの名曲を堪能しています。Another Door I Open... But Not For Very Long...あの浮かれた時代、ここまで濃厚に「キミに捨てられてボクはもうボロボロです」と歌っていたんですね。ドーナツ盤のB面で。
ゆるゆる家族4コマ、2巻目です!表紙は個人的に一番お気に入りの美鶴ちゃんで嬉しかったですv
本人に合わせてクールな表紙になっていますが、中身は笑える4コマです!(^U^)
犬と戦う祖母・かめさんや、家事下手の家事好きな長女・万里、家族の健康管理にマニアックな一面を見せる次女・美鶴、お湯に入浴剤でいたずらする長男・千宏。
読んでいて思わず、クスリとなる内容満載です。
バレンタインにまるで縁のない二人がまた可愛いです☆今から3巻の表紙がどうなるのか楽しみですv
寿一家がそれぞれ日常のテーマ・エピソードを それぞれの価値観からアレコレと楽しませてくれる作品です。
イケメン大好き・生涯恋する乙女な 祖母 かめ(80) 一家の大黒柱・外ではデキる女、うちでは不器用な 長女 万里(32) 家事を取り仕切るクール少女、でも時々マニアック 次女 美鶴(17) 唯一の男だぜ! 素直なお子様、背伸びしたいお年頃 長男 千宏(7)
それぞれが癖があり日常の同じエピソードからも感じ方、反応、楽しみ方が違っていて実に楽しい。 作者は4人分の感じ方、反応、楽しみ方を考えなければならないので大変だろうなぁ。 それとも全て作者小池恵子さんのいろいろな一面をキャラクターに乗せているのだろうか? 個人的には誰よりも若い反応をする【かめ】さんがお気に入り。 そしてそんなかめさんにソフトな突っ込みをいれる万里さんも良い、とてもやさしい空気でお話が進みます。
各エピソードのシメはおなじみ千宏くんの絵日記です。 家族の特徴をつかんだ見事な似顔絵で感情表現まで上手という7歳とは思えないほどの画力と文章能力。 末恐ろしいお子様です。(3巻では補助輪なしの自転車にまで乗ってました) おなじみの絵日記ですが、この絵日記を成長した千宏くんが読んでいるという場面や、動画を数年後に観ている場面があります。 20年後? もどうやらかめさん現役のようで、結構結構。 1・2巻は現在の日常4コマという印象でしたが、3巻はこの終わり方があったせいか、ノスタルジィな気持になりました。
万里の年賀状のエピソードなど、しんみりとするお話もあり、1・2巻のノリを期待している方は「あれ?」と思うかもしれませんが、面白さは変わりません。お勧めです。
万里の年賀状エピソードに共感してしまった私は、そういえば万里と同い年になっていました。 「私も20以上会ってないの」と、『大人な万里』と『おねえさんの万里』が同居したような素敵な笑顔で妹たちに話す場面に少し涙がでました。
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