人気シリーズ「魔法遣いに大切なこと」の新作登場です。
相変わらず、みずみずしく鮮やかな絵柄が眩しいくらい光っていますね。
今回の「魔法遣い」は山田さんが原作から原案に変わり、ストーリーからよしづきさんが作っています。
これを最初知ったとき、私は正直少し不安でした。
彼のオリジナル作品のストーリーを見てみると、
「テーマや要素は絵にマッチして非常に良いのだけれど、設定や説得力という面ではとても弱い」
というのが私の率直な感想だったからです。
特に長編で何処まで通用するものなのか、かなり疑問でした。
それがどうでしょう?伏線、そして山場である主人公の衝撃の告白の引き出し方。
完璧です。もちろん作画も素晴らしい。
「魔法遣い」最高傑作を確信させる内容に仕上がっています。
ここ最近精力的な活動を続けるよしづきさん。更なる飛躍を期待しております。
涙が止まりません こんなに感動したのは初めてです ソラの命に対するまっすぐな気持ちが伝わってきます
今回は主人公ナミの心情面に凄い心打たれました。 龍太郎の事を想えば想うほど苦しくて、 諦めたくても好きって気持ちはどんどん膨れ上がる一方で。 友達に引き離されて疎外感を覚えたり、龍太郎と二人乗りで帰る浜浦に嫉妬したり、自分の言い分を聞いてくれない親に悲しんだり・・・。 またナミ以外の登場人物もみんな恋愛や家族との問題で葛藤したりで目が離せません。 恋をすることって、とってもつらいことなのに、どうして人は恋をせずにはいられないんだろう・・・と改めて考えさせられる作品です。
敵キャラが強くレベル上げなど地道にプレイする事が多いです。
ですがその分やりごたえがありゲームクリア後は非常に達成感がありました。
あと、キャラクターも私的には好みの子たちが多かったのでよかったです。
のんびりゆっくりやりたい人に向いていると思います。
1巻の最後で、すごい気になる終わり方をした本作。 その謎なり経緯なりが解き明かされるのか、と思いながら読みましたが、それは順を追ってという事になります。
タイムトラベルをするのがデフォルトなので、少し変な表現になりますが、「飛び飛びの過去編」といった感じです。 どのような道を経て1巻の最後のようなことになってしまうのか…少しずつ話は進んでいきます。 風見鶏所長の妹も話に大きく絡んできます。
そして常に目頭が熱くなる展開は、よしづきくみちさんの素晴らしい持ち味だと思います。
1巻に引き続き、2巻の最後も凄いところで終わりです。 予想外の深まりを見せる物語。次巻に期待が持てます。 掲載誌が変わり、今後の刊行スピードは3倍とのことなので、10ヵ月間待機ではなくなるようです。
因みに…しっかりと読みたい方は、(ほぼ)同名の短編集から読み始める事をオススメします。 宮山(助手)とか、亜紀所長の事がよく分かりますよ。
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